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SCN、So-netで“迷惑メール振分サービス”の提供を開始

2005年05月12日 00時00分更新

文● 編集部

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ソニーコミュニケーションネットワーク(株)は12日、インターネット総合サービス“So-net”において、一方的に大量に送信されてくるダイレクトメールやフィッシングメールなどの迷惑メールを、So-netのサーバー上で自動的に判定/選別するサービス“迷惑メール振分サービス”の提供を6月2日に開始すると発表した。料金は無料。

“迷惑メール振分サービス”は、センドメール(株)の“Sendmail MailStream Anti-Spam Solution”(Sendmail MAS)を利用して提供するもので、搭載されている迷惑メール判定エンジンは、全世界153ヵ国の120万のユーザーや1600の企業からリアルタイムで迷惑メールを収集して分析、統計的判定を行なうのが特徴。迷惑メールの判定はSo-netのサーバーで行なわれ、迷惑メールと判定されたメールには、件名に[meiwaku]の表記が付加される。このため、ユーザーがメールソフトで受信箱とは別のフォルダに自動振り分けを設定すれば、受信箱で迷惑メールをほとんど見なくてすむようになるとしている。

件名に[meiwaku]を付けないように条件を設定する“パスリスト(判定回避)機能”や、逆に強制的に[meiwaku]を付けるように設定する“ブラックリスト(強制選別)機能”(今夏提供予定)も用意されている。さらに、迷惑メールと判定されたメールを、メールサーバー上のユーザーごとに作られる迷惑メール専用フォルダに自動振り分けする“自動振分機能”(今夏提供予定)も提供する。専用フォルダにはWebMailサービスを利用してアクセスできるという。

お詫びと訂正:公開時の“ブラックリスト(強制選別)機能”の説明に誤りがありました。訂正するとともにお詫びいたします。(2005年5月13日)

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