フリービット(株)は7日、個人向けVPNサービス“U＋link(ユーリンク)”の提供をISP(インターネットサービスプロバイダー)向けに開始すると発表した。同社が運営するISPサービス“ReSET.JP”では同日より標準オプション“U+link＠ReSET.JP”として提供する。
“U＋link”は、既存のインターネットの上に仮想的なネットワークを架設するという同社が開発したOver-Lay Internetプラットフォーム“Emotion Link:HUB ver1.05”を採用しており、クライアントツールをインストールした最大3台のパソコンをVPN接続できるのが特徴。これにより、Windowsのファイル共有を利用して大容量のファイルを同一ワークグループで共有したり、外出先から自宅のパソコンの中にあるファイルを取り出したり、Windowsのリモートデスクトップを利用して外出先から自宅のパソコンに届いたメールを確認するといったことが可能になるという。対応OSは、Windows XP SP1/SP2、Windows 2000 Server(SP4)/Professional(SP4)、Windwos Server 2003。
なお、同社がサービスの提供を予定しているISPは、(株)大和生研の“117net”、AAAインターネット(株)の“aaanet”、GMOインターネット(株)の“BBplus”“interQ”“ZERO”、日本・アルカディア・ネットワーク(株)の“E-JAN”、(株)仙南情報技術センターの“JETINTERNET”、EHE(株)の“KIWI internet”“UIUI”、(株)サンフィールド・インターネットの“サンフィールド・インターネット”、(株)四国インターネットの“四国インターネット”、銚子インターネット(株)の“銚子インターネット”、(有)テクノプライズの“テクノプライズ グローバル ネット”。サービスの提供開始はISPごとに異なるという。
