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エイゴタウン・ドット・コム、雑誌『TIME』の記事を使った英語学習用ポッドキャストの配信を開始


2006年4月20日

英語学習のポータルサイト“英語タウン”を運営するエイゴタウン・ドット・コム(株)は19日、英文のニュース週刊誌『TIME』の発行元である米タイム・インク(Time Inc.)と提携し、語学学習向けポッドキャスト番組“タイムマガジン ポッドキャスト フォー ジャパン”の配信を開始すると発表した。番組は発表日より“iTunes Music Store”などで無料公開し、毎週木曜日に更新される。

“タイムマガジン ポッドキャスト フォー ジャパン”の番組は、iTunes Music Store(写真左)や“英語タウン”(写真右)からアクセスできる

ターゲットは、英語学習者か20/30代以上のビジネスパーソンで、中上級者以上の英語レベルを目指す人。TIMEの最新号に掲載されている記事を話題として取り上げ、ネイティブスピーカーが英語で話したあとに、日本人ナレーターが話の重要ポイントを日本語で言い換えながら意見を交換していくという10分程度の内容になる。

エイゴタウン・ドット・コムは、ひとつの会話内で英語/日本語が交互に発話されるこの独自の会話メソッドを“パラトーキング”(パラフレーズ+トーキングの造語)と呼び、メリットを「勉強を意識することなく英語リスニングを楽しめる」としている。

パラトーキング1
パラトーキング2
パラトーキングの例。「ゴールデンウィークは日の巡り合わせがいいのでたくさんの人が長い休みをとるだろう」というAの英語の発言に対して、Bは英文を訳さずに「5月3日〜5日がうまく水木金に……」と言い換えている。さらにBの「成田空港は大混雑になるのでは?」という意見を受けて、Aは「混雑や出国審査の列に並ぶのが嫌」と見解を述べている
ピーター・バラカン氏
ピーター・バラカン氏

同社によれば、ブロードキャスターのピーター・バラカン(Peter Barakan)氏といった著名人を番組のゲストスピーカーに招く予定もあるという。



3カ月で10万人の購読者を目指す

配信スタートに合わせて開催された発表会には、エイゴタウン・ドット・コムの代表取締役社長、ラッセル・ウィリス(Russell Willis)氏、タイム・インクのアジア雑誌販売局副局長、金杉一朗(かなすぎいちろう)氏、ピーター・バラカン氏の3人が出席して挨拶を行なった。

3人
写真左から、タイム・インクのアジア雑誌販売局副局長、金杉一朗氏、エイゴタウン・ドット・コムの代表取締役社長、ラッセル・ウィリス氏、ピーター・バラカン氏

ラッセル氏は「3ヵ月で10万人の視聴者を獲得することを目指す」と目標を語り、その根拠について「従来から提供している“クラシックストーリーズ”というポッドキャスト番組が、約6週間で3万2000人の視聴者を獲得した。また現状でTIMEが日本で約5万2000部(ABC調べ)の販売部数を有している。番組の宣伝や口コミで視聴者が広がっていくといった要素も考慮したうえで、10万人という数値を見込んだ」とコメントした。

金杉氏は、ポッドキャストについて「iTunesに登録しておけば、知らない間に番組がダウンロードされている。iPodを使えばどこでも聞ける。これは英語学習に非常にいいツールと思った」と発言。「日本国内においてさまざまな出版社や語学学校と提携してきたが、これらと比べてもポッドキャストとパラトーキングの仕組みを使った学習法はとてもユニークで発展性がある。番組を聞いた方が書店などでTIMEを購入してくれれば、私たちのビジネスにとってもプラスになる」と期待を寄せた。

またピーター氏は、「僕とラッセルの付き合いは英語タウンを作るはるかに前から始まっていて、ラッセルがMacを使って英語教育のソフトを次々と作っているときに知り合った」と語り、「ラッセルから番組の話をもらったときに、僕もMacユーザーでポッドキャストに興味があったので非常に面白いと思った」と出演を快諾したことを明らかにした。

続けてピーター氏は、「アメリカでは常識でも、日本のメディアでは取り上げられないニュースがある。日本ローカル以外の面白いニュースについて、普通の日本人が少しでも詳しくなることについて僕は大歓迎。ポッドキャストの番組を通じ、TIMEの記事を面白く、身近でわかりやすく紹介することで、TIMEや僕らのテレビ番組を見るきっかけになってくれればうれしい」と出演意図についてコメントした。

理由
ポッドキャストという配信形態を選んだ5つの理由
メリット
エイゴタウン・ドット・コムとタイム・インクの提携メリット


(編集部 広田稔)


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