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RSAセキュリティ、SecurID認証トークンのソフトウェア版を出荷

2001年02月22日 19時00分更新

文● 編集部

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RSAセキュリティ(株)は21日、RSA SecurID認証トークンのソフトウェア版『RSA SecurID Software Token(アールエスエー・セキュアアイディ・ソフトウェアトークン)』の最新バージョンであるv2.5を発表、22日に出荷を開始すると発表した。価格は1~500ユーザーまでが一人あたり4000円。

画面写真
『RSA SecurID Software Token v2.5』

Software Tokenは、SecurIDのワンタイムパスワード生成機能と、ワンタイムパスワードを生成する乱数の素である“シード”からなるソフト。シードは乱数の素で、ソフトトークンをインストールしたパソコンあるいはSecurID認証トークンのひとつひとつに異なるシードがあるため、同一のパスワードが生成されることがないという。ユーザーのパソコンにインストールして用い、画面にSecurID認証トークンと同じイメージ画像が表示された時点で本人のみが知る暗証番号を入力すると、シードをもとにワンタイムパスワードが生成される仕組みとなっている。

新バージョンでは、SecurID 3100スマートカードと併用が可能となった。これにより、従来、パソコンのHDD内で行なっていたシードの保存を、スマートカードに対して行なえる。加えて、スマートカード内にあるシードの削除やパスワードの変更が可能。そのほか、Software Tokenを起動するだけでインストールが完了する“サイレント・インストール”機能を搭載した。また、Windows 2000に対応した。対応機種はWindows 95/98/NT4.0/2000を搭載したIBM PC/AT互換機とPC98-NXシリーズ。
なお、年間保守契約ユーザーに対しては、無償でバージョンアップを行なう。

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