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『Maya on Mac OS X』出荷は9月25日──ソフトウェア・トゥーとエイリアス・ウェーブフロントがプレビュー


2001年8月4日

(株)ソフトウェア・トゥーとエイリアス・ウェーブフロント(株)は3日、販売店や報道関係者向けに『Maya on Mac OS X』のプレビューセミナーを開催した。席上、9月25日に出荷開始することを明らかにした。価格は99万8000円。

『Maya on Mac OS X』の画面
『Maya on Mac OS X』の画面

Mayaはプロフェッショナル向けの3Dアニメーション作成ソフトで、これまでWindows NT/2000、Linux、米SGI社のIRIX向けの製品を発表しており、5月には最新バージョンである『Maya 4』を発表している。

Mayaの開発元であるカナダのエイリアス・ウェーブフロント社は、Mac OS X向け製品である『Maya on Mac OS X』を2001年夏に発売するとアナウンスしており、2001年1月の“Macworld SanFrancisco”、2月の“Macworld Tokyo”、7月の“Macworl New York”などでデモンストレーションなどを行なっていた。

Maya on Mac OS Xのデモ
Maya on Mac OS Xのデモ

エイリアス・ウェーブフロントによると、Maya on Mac OS Xは、最新のMaya 4ではないが、Maya 3をベースに、Maya 4のレンダリングエンジンを搭載した、いわば“Maya 3.5”にあたるとしている。Maya on Mac OS Xは、Mac OS Xネイティブアプリケーションで、Mac OS Xのユーザーインターフェース“Aqua”にも対応している。推奨動作環境は、Macintosh G4、メモリー512MB以上(最低256MB)、ATI RadeonグラフィックスカードまたはNVIDIAグラフィックスカード、3ボタンマウスとなっている。

エイリアス・ウェーブフロント(株)の多喜健一氏
Maya on Mac OS Xについて説明を行なった、エイリアス・ウェーブフロント(株)の多喜健一氏

エイリアス・ウェーブフロントでは、Macintosh向けのMayaについて「Macはクリエイティブなプラットフォームとして確立しており、2Dグラフィックス制作に広く利用されている。MacユーザーからはかねてからMac版Mayaについて要望が多かったが、Mac OS XがOpen GLに準拠したUNIXベースとなったことで実現した」としている。

Maya on Mac OS Xの価格体系
Maya on Mac OS Xの価格体系

ソフトウェア・トゥーは、7月にエイリアス・ウェーブフロントと代理店契約を結び、Mayaの取り扱いを開始した。Maya on Mac OS Xの価格は、ノードロックライセンス(※1)が99万8000円、フローティングライセンス(※2)が119万7600円となっている。また、1年間のアップグレード保証と技術サポート料金が、それぞれの定価の20%となっている。

※1 Macintoshが持つEthernetのMACアドレスに対して、ユーザーライセンスを発行する、マシン固定のライセンス形態。

※2 LANで接続されたMacintosh環境で、1台のMacintoshをサーバー(Mac OS X Serverの必要はない)にして、ネットワーク内のMacintoshならどれでも利用できるライセンスの形態。ただし、同時に利用できる数は保有するライセンス数まで。

発売に当たって、エイリアス・ウェーブフロントでは、3つのキャンペーンを用意する。Maya on Mac OS Xは、9月25日に出荷開始予定だが、それに先立ち6日から販売代理店を通じて予約を受け付けるが、この予約者に対してMayaの作品集『The Art of Maya』、3ボタンマウス、チュートリアルDVD(英語版)、ワコム製タブレットなどをプレゼントする“プリーダーキャンペーン”が1つめのキャンペーン。2つめは、12月25日までの購入者に1年間のアップグレード保証と技術サポートを無償で提供する“メンテナンス・プロモーション”。それに、予約販売開始から100オーダーまで、15%引き(ノードロックライセンスなら84万8000円)で販売する“キックオフ・プロモーション”の3つ。

2Dグラフィックスの制作で、根強い支持を持つMacintoshプラットフォームだが、Maya on Mac OS Xの登場で、3Dグラフィックス/アニメーション分野においても、多くの支持が得られそうだ。

(編集部 佐々木千之)


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