米マイクロソフト社は7日、“Code Red II”ワームへの対策ツールの提供を、同社のダウンロードサイト上で開始した。
この対策ツールは、“Code Red II”が生成したファイルを削除したり、IIS(Internet Information Server)のマッピング情報を削除したりといった対策を行なう。また、サーバー上のIISを起動しないようにするオプションもある。
ただし、このツールは“Code Red II”の除去を行なうツールであり、感染を防ぐには“Index Server ISAPI エクステンションの未チェックのバッファにより Web サーバーが攻撃される (MS01-033)”というIISの脆弱性に対処するパッチをインストールする必要がある。
また、マイクロソフト(株)は9日、“マイクロソフト プロダクト セキュリティ 警告サービス 日本語版”の登録者向けに、“Code Red”ワームへの防護策と対処方法をメールで配信した。また、マイクロソフトのトップページにも、“Code Red”に関する情報を掲載している。
メールで配信した“Code Red”への対処法に付いては、以下のサイトを参照。