25日午前0時、Windows XPのOEM版の販売が解禁となった。
Windows XP ProfessionalのOEM版 |
これは米国でWindows XPが、現地時間の25日に発売されることによるもの。前日22時30分からの秋葉原の様子は、Akiba2GO!の記事を参照。
- 【Windows XP深夜販売速報Vol.1(22:30)】寒さにも負けず、人が集まり始めているゾ!
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- 【Windows XP深夜販売速報Vol.3(0:00)】午前0時、ついに解禁!!
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同日、秋葉原に到着したときは午前0時を数分過ぎていた。中央通りには人影がほとんどなかったが、所々で営業している店舗の周りには、十数人の人垣ができていた。
中央通りから神田明神通りを横にそれたところにある若松通商の店舗 |
お客さんは結構多い。20人弱程度 |
中央通りから神田明神通りに曲がったところにある、若松通商の店舗には、20人近い人が集まっていた。
Windows XPのOEM版は店頭には並んでおらず、どこにあるのかと探していたのだが、なんと店員が首から下げていた。
あった! Windows XP! なんと店員さんが首から下げていました |
若松通商では、客がHDDやメモリーを購入するたびに、テーブルの下の箱からWindows XPを引き出してきていた。同店でのWindows XP Home Edition OEM版の価格は、PC100対応128MBのSDRAMとセットで1万3800円。128MBのSDRAMが1000円強であり、XP単体での価格は1万2500円前後ということになる。
店頭に終列車の時刻表が。一番下には“当店が独自に調べたものです”と書かれている |
俺コンハウスでは、店頭に終列車の時刻表を掲げて、店員が「終電、まだ間に合いますよ。ぜひお買い求めを」と、声を張り上げていた。約30本のWindows XP OEM版が売れたという。HomeとProfessionalの比率は分からないとか。
俺コンハウスの価格表 |
同店での価格は、PC100対応128MBのSDRAMとセットで1万4890円。
昼間と同様、とまではいかないけれども、かなり大勢の人が集まったT-ZONE,PC DIY SHOP |
T-ZONEで買いました!! |
そのほか、T-ZONE,PC DIY SHOPではHome Editionが256MBのSDRAMとセットで1万4799円、Professionalが2万699円、ProfessionalとPlus!のセットでは2万999円など。同店は、0時20分の段階で約50本販売したという。
TSUKUMO eX.では店頭に引換所を設置していた |
TSUKUMO eX.では、店頭に引換所を設置していた。店内で購入した人に、外でWindows XPを手渡す。すでに200本以上を販売し、そのうちProfessionalとPlus!のセットが8割を占めるという。セットと256MBのSDRAMとを組み合わせた価格は、2万999円。
また、購入した方へ伺ったところでは、ほとんどの人がProfessionalとPlus!のセットを購入していた。その理由は、「デュアルCPUのマシンだから」、「リモートデスクトップを使ってみたいから」など。この時間帯にWindows XPのOEM版を買いにくる人々は、パワーユーザーがほとんどだということだろう。
11月16日のパッケージ版発売時には、パワーユーザーだけでなく、一般の人々も集まるほど、盛り上がってくれると嬉しいのだが、はたしてどうなるのだろうか。