シャープ(株)は28日、ホームページのアニメーションやメール、スクリーンセーバーなどに利用できるアニメーションを作成するためのソフトウェア『EVAアニメータ Ver.2.2』(CD-S02EVD)を同日付けで発売すると発表した。価格は6500円。従来版のユーザーにはバージョンアップ版として『EVAアニメータ Ver.2.2 バージョンアップ版』(CD-S02EVU)を3500円で提供する。
『EVAアニメータ Ver.2.2』で作成中のアニメーション |
『EVAアニメータ』は、1枚のイラストを作成し、そのイラストを次のページにコピーして色や形を変化させると、アニメ再生時にページ間の動きを自動生成する独自の“ベクトルアニメーション(EVA:Extended Vector Animation)”技術を採用したのが特徴。最新版となる『EVAアニメータ Ver.2.2』では、半透明表現によるグラデーション処理や文字/線/図形の表示機能のほか、絵の輪郭をなめらかに再生するアンチエイリアシング機能を利用できるようになった。効果音やBGMを利用することもできる。
作成したアニメーションは、GIFより圧縮率の高いという独自型式のアニメーションファイル(EVA)のほか、アニメーションGIFファイル、iアニメファイル(GIF)、AVIファイル、静止画像(BMP、GIF、JPEG) で保存できる。また、作成したアニメーションをオリジナルのスクリーンセーバーとして表示する機能も搭載する。対応OSは、Windows XP/Me/98。
製品は、(株)ベクターのオンラインショップ“Vector”で販売する。試用版をダウンロードしたあとに、ライセンスキーの購入も可能。プログラム容量は約20MB。