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アドビ、入門者向け画像処理ソフト『Adobe Photoshop Elements 2.0 日本語版』を発表

2002年08月28日 14時31分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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アドビシステムズ(株)は、入門者向け画像処理ソフトの最新版として『Adobe Photoshop Elements 2.0 日本語版』を10月上旬に発売すると発表した。価格は1万2800円。Photoshop Elements/PhotoDeluxeシリーズ/Photoshop LEからの『アップグレード版』は7800円(2003年1月31日までの期間限定発売)、『乗換え版/アップグレード版(通常版)』は9800円、学生および学校関係者向けの『アカデミック版』は6400円。

『Adobe Photoshop Elements 2.0 日本語版』のパッケージ
Adobe Photoshop Elements 2.0 日本語版

Photoshop Elements 2.0は、2001年4月に発表(5月中旬に発売開始)した『Adobe Photoshop Elements』の最新版。プログラムの主要部分(画像処理エンジン)を最新の『Adobe Photoshop 7.0』ベースにし、ヘルプや画像補正などデジタルカメラを使い始めた初心者がよく使う機能を中心に機能強化が図られた。主な強化点は以下のとおり。

  • ヒントの内容を拡充し、関連するツールへのリンクを表示
  • “レシピ”を“作り方”に名称変更し、項目も52種類(従来は32種類)に増強
  • 新しいファイルブラウザーを搭載し、サムネール画像のほかにExif情報の参照や複数画像の一括選択が可能
  • 画像補正の前後を比較しながら効果を適用できる“クイック補正機能”、8種類の色補正結果から最適なものを選択できる“カラーバリエーション機能”などを搭載(トーンカーブは未搭載)
  • ブラシで描くように選択範囲を増減する“選択ブラシツール”を搭載
  • ブラシツールを強化し、筆圧検知タイプのタブレットにも対応
  • 画像編集の結果をPDFファイルとして保存し、スライドショー表示が可能(再生時にはAcrobat Readerが必要)
  • 動画の1フレームを静止画として切り出すことが可能

スタンプ機能
Adobe Photoshop Elements 2.0 日本語版には、スタンプブラシ機能が追加され、自分で定義した形状のカラフルな模様を写真に描くことができる
選択ブラシツール
複雑な輪郭の範囲選択や周りを囲まれた部分を選択する際に便利な“選択ブラシツール”。従来の“投げなわ”ツールや“マジックワンド”と組み合わせると、範囲選択がより手軽に行える

パッケージは、WindowsとMacintoshに対応するハイブリッド仕様になっている。対応OSおよび必要スペックは、WindowsがXP/2000(SP2以上)/Me/98 SE/98、CPUはPentium IIIまたはPentium 4以上で、メモリー128MB以上、HDD 350MB以上。Macintoshは、Mac OS X v10.1.3~10.1.5、OS 9.2/9.1、CPUはPowerPC G3/G4/G4デュアルプロセッサー、メモリー128MB以上、HDD 400MB以上。

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