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日本IBM、グループウェアの最新版『Lotus Notes/Domino 6』を発表


2002年10月7日

日本アイ・ビー・エム(株)は7日、ロータスブランドのコラボレーションソフトウェア製品群を一新、グループウェアの最新版『Lotus Notes/Domino 6(ノーツドミノ6)』、およびリアルタイムコラボレーションソフトの最新版『Lotus Sametime(セイムタイム) 3』を発表した。

ノーツドミノ6
グループウェアの最新版『Lotus Notes/Domino 6』の画面

Notes/Dominoは、クライアント製品『Lotus Notes 6』、サーバー製品『Lotus/Domino 6』、開発ツール『Lotus/Domino Designer 6』で構成されるグループウェアの最新版で、3年半ぶりのメジャーバージョンアップとなる。管理機能やセキュリティー機能を強化し、信頼性向上を図ったという。

Dominoサーバーは、サーバー管理機能を強化し、それぞれのユーザーが使用しているクライアントのバージョンを把握し、自動的にアップグレードできるほか、自己監視機能や自己修復機能も搭載しており、障害に起因するシステムダウンの防止や問題発生時における稼働時間の最大化も可能。また、スパムメール対策として、ルーターレベルでの不要メールの排除や特定サイトからのメール受け取り拒否などを自動化する機能を備えている。そのほか、外部とのメールのやり取りを記録するジャーナル機能も用意されている。

Notesクライアントは、ユーザーインターフェースを一新し、ビューの操作性を向上させたという。タイトルを画面上で直接変更したり、タイムテーブルからスケジュール用の枠をドラッグ&ドロップするだけで編集したりすることが可能。分類項目ごとの色分け表示機能や、添付ファイルの直接編集機能なども搭載する。

また、JavaおよびJ2EEに対応、社内に存在するJ2EEの各種サーバーと有機的に連携できるほか、ウェブサービスもサポートしており、IBMのアプリケーションサーバー『WebSphere』やデータベース『DB2』、運用ツール群『Tivoli』などとNotes/Dominoの機能を統合させることも可能。

サーバーは、Windows 2000/NT4.0、Solaris、AIX、HP-UX、Linux、OS/390、z/OS、OS/400に対応。クライアントは、Windows 95/98/2000/NT4.0/XP、およびMacintoshに対応する。31日発売で、価格はDomino 6が1サーバー12万7900円から、Notes 6が1ユーザー1万100円から。

Sametimeは、会議で利用する資料などをインターネット経由で会議参加者全員が共有して参照したり、リアルタイムで発言者の顔を見ながら声を聞ける“e-ミーティング”や、在席確認、インスタントメッセージングなどのコラボレーション機能を備えたソフト。Sametime 3は、システム管理機能を強化したほか、会話中のファイル送信、複数メンバーへの一斉同報などの機能を搭載する。Notes/Domino 6との連携も強化され、Notesのスケジュール機能を利用してオンラインミーティングの参加呼びかけが可能。

対応OSは、サーバーがWindows 2000/NT4.0、クライアントがWindows 95/98/Me/2000/NT4.0/XP。25日発売で、価格は1ユーザーライセンス使用料が5500円、プロセッサー単位のエクストラネットサーバー使用権が367万6000円。なお同社は、構築情報のヒアリングからサーバー導入、テストユーザー登録、動作確認までを行なう導入支援サービス“Sametimeクイックスタートサービス”を26日に開始し、通常40万円のところをキャンペーン価格の27万5000円で提供するという。

本日都内で行なわれた発表会で、説明を行なった日本IBM常務取締役ソフトウェア事業部長の堀田一芙氏は、マイクロソフトおよび競合製品であるMicrosoft Exchangeについて「ある種の危機感はある。マイクロソフトとは.NETとウェブサービスを構築するパートナーであり、コンポーネント製品では競合関係にある。.NETとは共存する。しかし構想の話からいざコンバージョンとなると、マイクロソフト製品はパッケージがいっぱいでまとめるのが大変というのが現実。今は.NET構想と現実のコンバージョンとを冷静に見る時期」としている。

IBM堀田氏
日本IBM常務取締役ソフトウェア事業部長の堀田一芙氏

(編集部 桑本美鈴)


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