マイクロソフト(株)は4日、Office XPとXML Webサービスの連携を支援するツールとして『Office XP Web Services Toolkit 2.0 評価キット』と『Smart Tag Enterprise Resource Kit 日本語版』の2製品の提供を同日付けで開始すると発表した。ウェブからの無償ダウンロードで提供する。
『Office XP Web Services Toolkit 2.0 評価キット』は、現在提供中の『Office XP Web Services Toolkit 2.0』に、サンプルや操作手順書、技術資料を追加した製品。バックエンドのデータベースからXML Webサービスの機能を利用してデータをフロントエンドとなるOffice XPに取り込み、ピボットテーブルやグラフ機能などのOfficeの機能を利用して加工する方法などを詳細に説明しており、フロントエンド ツールとしてのOffice XPの利用方法を理解できるとしている。
『Smart Tag Enterprise Resource Kit 日本語版』は、Office XPの新機能“スマート タグ”を有効に利用するためのツールや技術資料、サンプル集。ツールを利用してシステムにインストールされているすべてのスマート タグの設定情報の参照や編集、作成したスマート タグのテストが一元的に行なえるようになるという。
これらのキットにより、企業内ユーザーや開発者が、XML Webサービスと、クライアントを連携させた企業アプリケーションを利用できるようになるとしており、Office XPを.NETのクライアントプラットフォームとして有効に活用できるとしている。