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コナミ、『エアロビクスレボリューション』の記者向け試遊会を開催

2003年03月03日 16時32分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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コナミマーケティング(株)は2月27日、同社プレスルームにおいて13日に発売予定のプレイステーション2用ゲームソフト『エアロビクスレボリューション』(発売元:コナミ(株))の説明会および試遊会を開催した。エアロビクスレボリューションの価格は5800円。操作は本体付属のコントローラーで行なえるほか、別売のマット型コントローラー『ダンスダンスレボリューション専用コントローラ』にも対応する。

エアロビクスレボリューション カメラアングル バックビュー
『エアロビクスレボリューション』 (C)2003 KONAMIカメラアングルは上方向および左右への切り替えが可能。横から見ると足の前後の動きがよく分かる。ゲーム機ならではの機能だセレクトボタンを2回押すとバックビューに切り替わる。また、常に次の動きが右サイドに薄く表示されるので、体の準備ができる

エアロビクスレボリューションは、“ダンスダンスレボリューション(DDR)”シリーズをベースに、よりリズムを緩やかにして有酸素運動に適したステップの組み合わせを実践し、初心者でも画面を見ながらエアロビクスに親しめるというもので、同社の“エクサテインメント”(エクササイズ+エンタテインメント)事業の一環となる。DDRコントローラでプレイした場合には、足の動き(ボタンを踏んだ回数)から想定される消費カロリーを、ゲームプレイ後に表示する機能もある(PS2付属のゲームコントローラーで行なった場合は、実際に体を動かした場合の消費カロリーがリアルタイム表示される)。

ダイエット日記 ストレッチ ストレッチ2
日々の運動を記録、管理できる“ダイエット日記”。継続は力なり“ストレッチモード”。部分別に4つのメニューが用意されているストレッチモードではBGMが緩やかなリズムに切り替わり、時間の経過を示すのも砂時計でゆったり落ちてくる

ゲーム性を追求したDDRとは違って、何回失敗しても(ボタンを押し/踏み間違えても)ゲームオーバーになることはなく、1回のゲーム時間も3分程度(選択した曲によって異なる)と長めになっている。コナミ広報担当者によると、エアロビクスインストラクター向け講師(インストラクターのインストラクター)が監修して、有酸素運動に適したステップの組み合わせをアレンジしたとのこと。画面に登場する3Dキャラクターの動きも、インストラクターの動きをモーションキャプチャーしている。3D CGなので、カメラアングルを切り替えて腕や足の運びを見やすい角度から確認できる。

今日の運勢 DDRコントローラ
終了時には占いが表示される。こういうものに敏感な女性心をうまくつかんでる(?)“DDRコントローラ”。厳密には腕の動きや足の振り上げ(ボタンを押さないとき)は判定できないが、体を動かすにはあると便利そうだ

ゲームモードは“エアロビクス”のほか、DDRの初級クラス程度の早いステップを行なう“ダンスダンスレボリューション”、体全体を動かす、もしくは部分的に筋肉の運動を行なう“シェイプアップ”、筋肉の緊張と弛緩を繰り返して体をほぐし疲れを癒す“ストレッチ”の4つで、このほかにゲーム開始時に入力した生年月日/性別/身長/体重/体脂肪率(数値は事前に測っておく必要がある)を管理し、日々の消費カロリーの推移を確認できる“ダイエット日記”モードも用意されている。

実践1 実践2
実際にエクササイズレボリューションをDDRコントローラでプレイして見せてくれた、コナミアイズの佐野智美さん以前は自身もエクササイズに通っていたそうだが、忙しくて続けられなかったという。忙しい現代人にはそういう方も多いのでは?

約3分間の運動で消費するカロリーは10~20kcal(曲やステップの組み合わせによって異なる)。ゲームでは最大8回まで繰り返し行なう設定が可能で、連続してプレイが続いた場合には、自動的に途中にストレッチが挿入される。想定される購入者像を聞いたところ、「20~30代女性のエクササイズやダイエットに関心の高い層だと思われるが、20代女性はプレイステーション2の所有率が意外に低いので、30代の主婦層がお子さんと一緒に遊んでもらえるとうれしいですね」との答えが返ってきた。

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