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キヤノンシステムソリューションズ、デフラグツール『O&O Defrag』を発売

2003年03月03日 20時32分更新

文● 編集部

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キヤノンシステムソリューションズ(株)は3日、ドイツのO&O Software社が開発したデフラグツール『O&O Defrag(オーアンドオー・デフラグ)』の販売を28日に開始すると発表した。価格はパッケージ版が7800円、ダウンロード版が4800円。対応OSはWindows NT Workstation 4.0(SP6以降)/2000/XP。

実行中の画面
実行中の画面

『O&O Defrag』は、1つのファイルがクラスター単位で分散して保存されてしまう“ファイルの断片化”によってアクセスが遅くなったハードディスクの断片化を解消し整列させること(デフラグ)で、読み込み速度やシステムのパフォーマンスを向上させるソフトウェア。使用するリソースを最小限に抑えながらバックグラウンドでのデフラグの実行が可能な“ステルステクノロジー”を採用する。ファイルの最終更新日順/名前順/最終アクセス順やディスクの空き領域のデフラグも可能で、その場合もデフラグ実行中の使用リソースを手動で設定できる“アクティビティガードPro”や自動的に調整する“オートセンス機能”により、ほかのアプリケーションとの併用が可能となる。上級者向けに、ブロック内のデータ占有密度や占有ファイル名などクラスターの状況を詳細に分析・表示する機能を搭載する。定期的にデフラグを実行するスケジューリング機能に加え、断片化レベルに応じた自動実行機能を装備する。システムファイルにも対応し、OS起動前にもデフラグの実行が可能となる。さらに大容量ディスク(250GBまで動作検証済み)や、MOやスマートメディアなどリムーバブルディスクにも対応している。

対応するファイルシステムは、FAT/FAT32/NTFS/NTFS5、ボリュームセット/ストライプセット/ミラーセット/ハードウェア RAID、EFS(2000/XPのみ)。

製品パッケージ『O&O Defrag』

なお同社は、1月10日に(株)住友金属システムソリューションズから社名を変更し、キヤノン販売(株)の100パーセント子会社となった。

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