ユーリードシステムズ(株)は9日、DVDレコーダーで録画した映像をパソコンで編集するソフト『DVD DiskRecorder』を2月20日に発売すると発表した。価格は1万2800円。同社製や他社製のビデオ編集/DVD編集ソフトから乗り換える優待版を9800円で用意する。アカデミック版は8800円。
『DVD DiskRecorder』 |
『DVD DiskRecorder』は、家庭用DVDレコーダーで記録したDVD-RAMやDVD-RWなどのディスクに対して、ディスク上だけで分割/削除したり、プレイリストを作成/編集したりできるほか、DVカメラやTVチューナーなどの映像をDVD-RAMやDVD-RWディスクに直接録画できるのが特徴。ウェブ上にあるWindows MediaやQuickTimeなどの形式の動画や、パソコンのHDD内の動画ファイルの録画も行なえる。Dolby Digital(AC-3)の2ch(ステレオ音声)の読み込みや作成も可能。また、DVD-VRの再生に対応したDVDプレーヤーソフトが付属するほか、DVD-VRフォーマットで記録されたデータをDVD-Videoに変換して書き込むこともできる。
製品パッケージ |
対応する入力フォーマットは、DVD-Video、DVD-VR(DVD-RAM/-RW)、MPEG-1/-2、WMV、AVI、QuickTime、VOD、DAT、MicroMVで、出力フォーマットは、ディスクがDVD-VR、オーディオがLPCM、MPEG Audio、Dolby Digital Audio AC-3(2ch)。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。Pentium III-800MHz以上のCPU(Pentium 4推奨)と、DVD-RAMまたはDVD-RWの書き込みに対応したドライブが必要。対応するDVDレコーダーは、松下電器産業(株)の“DIGA”や(株)東芝の“RD”シリーズを始めとして、パイオニア(株)、ソニー(株)、シャープ(株)、日本ビクター(株)の各機種。ただしソニーのDVDレコーダーで録画したDVD+RWディスクの再編集には対応していないという。