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マイクロソフト、中小規模企業向けサーバー『Microsoft Windows Small Business Server 2003』日本語版を発表

2004年01月28日 23時16分更新

文● 編集部

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マイクロソフト(株)は28日、中堅企業や中小規模事業所のIT利用促進を支援する“全国IT推進計画”の中核製品として、サーバーソフト『Microsoft Windows Small Business Server 2003』日本語版を発売すると発表した。ラインアップは『Windows Small Business Server 2003 Standard Edition 日本語版』と、『Windows Small Business Server 2003 Premium Edition 日本語版』2製品で、ボリュームライセンスの販売を2月2日に開始し、パッケージの販売は2月6日に開始する。価格はオープン。併せて、パートナー企業が、同製品を搭載したサーバーや専用アプリケーション製品、専用サービスを開始することも発表した。

キャンペーンパッケージ
『Windows Small Business Server 2003 Standard Edition スタートアップキャンペーンパック with GroupBoard ワークスペース 5 クライアント アクセス ライセンス付き』

『Microsoft Windows Small Business Server 2003』日本語版は、サーバーソフト『Windows Server 2003』の技術を基に、セキュアーなインターネット接続、プリンター共有、データバックアップ、ファイル共有、電子メール、スケジューリングなど、小規模システムに必要な全機能を搭載したサーバーソフト。基本的に、Windows Server 2003対応のアプリケーションを利用できるのが特徴で、さらにISVパートナー各社が専用アプリケーションを提供する。中小規模の企業でも使いこなせるように、ウィザードや管理ツールも付属するという。Premiun Editionには、Standard Editionの機能に、ウェブサイト作成ソフト『Office FrontPage 2003』、データベース技術“SQL Server 2000 テクノロジ”、ファイアーウォール技術“Internet Security and Acceleration Server 2000 Standard Edition テクノロジ”が追加される。対応機種は動作クロック周波数が300MHz以上のCPU(最大2個)、256MB以上のメモリー、4GB以上のHDD空き領域(Premium Editionでは5GB以上)を搭載したサーバー。

パートナー各社の製品として、『Microsoft Windows Small Business Server 2003』を搭載したサーバー製品を発売するのが、現時点で、アロシステム(株)、(株)サードウェーブ、デル(株)、(株)東芝、日本電気(株)、日本ヒューレット・パッカード(株)、富士通(株)、(株)ユニットコムの7社。また、同製品を利用したサービスを開始あるいは開始予定の企業は、現時点で、eBASE(株)、NECインフロンティア(株)、(株)大塚商会、(株)ジェイシーエヌランド、(株)システムズナカシマ、日新建工(株)、(株)ビー・エム・エル、東日本電信電話(株)の8社。

同社では、製品の販売開始に向けて、パートナー各社と協力し、営業/技術/サポート要員のトレーナー育成トレーニングを開始しており、現時点でパートナー企業の500名がトレーニングを完了したという。2月以降もトレーニングを継続し、最終的には2000名にトレーニングを実施する予定。

キャンペーンパッケージ製品として、国内の企業の環境を調査して機能要求をまとめた『Microsoft GroupBoard ワークスペース』が付属するキャンペーンパッケージ製品も発売する。『Microsoft GroupBoard ワークスペース』が特別優待価格の9800円で提供され、『Windows Small Business Server 2003 Standard Edition スタートアップキャンペーンパック with GroupBoard ワークスペース 5 クライアント アクセス ライセンス付き』が11万9800円で、『Windows Small Business Server 2003 Premium Edition スタートアップ キャンペーンパック with GroupBoard ワークスペース 5 クライアント アクセス ライセンス付き』が28万3800円で販売される(ともに参考価格)。

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