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アイフォー、富士フイルムの画像補正技術を搭載した『デジカメ プロフェッショナル・プリント for Windows』を発売

2004年02月09日 17時20分更新

文● 編集部

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(株)アイフォーは6日、富士写真フイルム(株)の画像補正技術“Image Intelligence(イメージ・インテリジェンス)”を搭載したデジタル画像プリントソフト『デジカメ プロフェッショナル・プリント for Windows(デジカメプロフェッショナルプリント フォー ウインドウズ)』を3月5日に発売すると発表した。価格は9800円。

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補正前補正後
サンプル画像(1)

『デジカメ プロフェッショナル・プリント for Windows』は、デジタルカメラで撮影した画像を美しくプリントするためのソフト。同社の“デジカメNinja”シリーズのプリント技術に加え、富士写真フイルムの画像補正技術“Image Intelligence”を搭載したのが特徴。“Image Intelligence”は、画像が撮影された“状況”や“意図”を判定する解析技術と、目的に合わせて最適な画像に変換する表現技術で構成されており、撮影光源やライティングの方向(順光/逆光)、露出光などの撮影条件だけでなく、被写体そのものを解析し、撮影意図を推定したうえで、逆光補正など、そのシーンに合った補正を行なうという。また、使い勝手をよくするために“メモリーカード”を管理の基準にしたとしており、メディアをパソコンのカードスロットに差し込めば、DCFメディア監視プログラムにより自動的にソフトが立ち上がるようになっている。差し込んだメディアはアイコン表示され、メモリースティック/SDメモリーカード/スマートメディア/コンパクトフラッシュ(CF)/マルチメディアカード(MMC)に対応する。

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補正前補正後
サンプル画像(1)

主な機能は、“Image Intelligence”による画像補正のほか、写真データの入出力、管理、印刷、アルバム作成、フォトレタッチ、カレンダー/ポスターも作成できるラベル印刷/編集、メールの作成、スライドショーやスクリーンセーバーの作成、動画のサポートなど。

写真データの管理には、写真データの移動をアニメーションで表示する“アニメーション表示”、サムネイルの表示サイズを64~320ドットでシームレスに表示する“サムネイル自動表示”、補正する前と後の画像を同時に表示する“補正比較表示”、間違って削除してもゴミ箱機能で元に戻せる“データ復元機能”、オリジナルの写真データを残しておく“オリジナル保全機能”、使うかどうか迷っている写真データを保存しておける“フォトポケット機能”、Exifデータを編集する“Exif編集機能”の7つの機能を用意する。写真データの印刷はインデックスプリントにも対応したほか、フジカラーネットサービスと連携したインターネットによるプリントの注文にも対応。ツールとして、アルバム作成には本棚をイメージしたソフト『プロプリ・アルバム』、フォトレタッチには同社のグラフィックスソフト『The Graphics』をカスタマイズした『プロプリ・ペインタ』、ラベル印刷/編集にはラベル作成ソフト『ラベル王 4』をカスタマイズした『プロプリ・ラベル』、メールの作成はHTMLに対応した『プロプリ・メール』を搭載する。『プロプリ・ラベル』ではカレンダー/ポスターも作成できるという。

そのほか、AVIやMPEGなどの動画から1コマを静止画として切り出したり、時間間隔を指定して連続書き込みを行なったりすることも可能。Windows XPではライティングソフトなしでCD-R/RWへ書き込むこともできる。読み込める画像形式は、JPEG、Exif 2.2(JPEG/TIFF)、FlashPix、 PhotoCD、TIFF、PNG、GIF、BMP、FFFで、書き出せる画像形式は、JPEG、PNG、BMP、DCF、Exif 2.2(JPEG/TIFF)。対応OSはWindows XP/2000/Me/98。

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