このページの本文へ

マイクロソフト、『Microsoft BizTalk Server 2004 日本語版』の販売を開始

2004年03月03日 23時43分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

マイクロソフト(株)は3日、ビジネスプロセスの可視化や最適化を行なうための“インテグレーションサーバー”の最新版となる『Microsoft BizTalk Server 2004 日本語版』の販売を同日付けで開始すると発表した。マイクロソフト ボリュームラインスによるライセンス販売となる。

『Microsoft BizTalk Server 2004 日本語版』は、統合サーバーインフラ“Microsoft Windows Server System”の主要コンポーネントで、BPM(Business Process Management)、EAI(Enterprise Application Integration)、B2B(企業間取引)、インターネットEDI(Electronic Data Interchange)などのシステムやソリューションのためのプラットフォーム。アプリケーション開発キット『Microsoft Visual Studio .NET 2003』や、“Microsoft Office System”、データベース『Microsoft SQL Server 2000』との親和性を高め、モデリング、モニタリング、分析などの機能を強化したのが特徴。Visual Studio .NET 2003を利用して、スキーマやフロー制御などを定義できるほか、XML Webサービスのネイティブサポートにも対応。“BPEL4WS(Business Process Execution Language for Web Service)”などの最新標準にも準拠している。また、シングルサインオン機能や、Excelをインターフェースとして、BizTalk Server 2004上を流れるデータをリアルタイムで分析できる“BAM(Business Activity Monitoring)”機能も搭載しているという。

製品ラインアップは、Enterprise Edition、Standard Edition、Partner Edition、Developer Editionの4種類。価格はオープン。推定小売価格は、“BizTalk Server 2004 Enterprise Edition プロセッサ ライセンス”が、Select License 価格レベルAで349万7400円、Open Businessで582万円。“BizTalk Server 2004 Standard Edition プロセッサ ライセンス”のSelect License 価格レベルAが97万9100円、Open Businessが163万円。“BizTalk Server 2004 Partner Edition プロセッサ ライセンス”のSelect License 価格レベルAが13万9700円、Open Businessが23万2000円。“BizTalk Server 2004 Developer Editionライセンス”のSelect License 価格レベルAが10万4700円、Open Businessが17万4000円。

同社では、サーバーソフト『Windows Server 2003』、『Visual Studio .NET 2003』、『SQL Server 2000』、XMLデータ入力ソフト『InfoPath 2003』の4本の評価版をセットにした『エンタープライズ インテグレーション 評価キット』の申し込み受け付けをウェブサイトで開始するとともに、製品情報やラインアップ、ライセンスに関する情報を公開するという。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン