このページの本文へ

イースト、手書き風フォント作成ソフト『おれん字2』を発売

2004年04月19日 20時46分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

イースト(株)は19日、手書き風フォント作成ソフトの最新版“手書き風オリジナルフォントメーカー”『おれん字2』を28日に発売すると発表した。価格は1万290円。

製品パッケージ『おれん字2』

『おれん字』は、慶應義塾大学理工学部中島研究室の“手書き風文字フォント生成システム”技術を利用して開発されたもので、ユーザーの手書き文字の“くせ”を分析し、それを反映させたオリジナルフォントを作成できるのが特徴。右肩上がりや縦長、横広がり、小さい字といった、手書き文字の特徴を抽出するために、200字程度の手書き原稿をスキャンし、それを基にベースフォントからオリジナルフォントを自動生成する。くせの“反映度”を調節することによりさまざまなフォントを作成できるという。フォントはひらがな/全角カタカナ/JIS第1・第2水準に対応しており、生成したフォントはWindows用フォントとして利用できる。オリジナルフォントのディスク容量は1書体あたり3MB~6MB。200文字単位で文字を取り込んでいけば、すべて手書きそのままのフォントを作成することもできる。

最新版となる『おれん字2』では、“自分の手書き文字をそのままフォントにできる”機能が追加され、従来よりリアルな手書きフォントを作成できるようになったという。ベースフォントも、従来の3種類から、ARペン楷書体L/ARペン行楷書体L、セイビペン字体/セイビ細楷書体/セイビ細行書体/セイビ宋朝体、NKS白州ペン楷書体/NSK白州ペン太楷書体、BRGペン字恋文の9種類に増やされている。対応OSはWindows 98/Me/NT 4.0/2000/XP。対応機種は動作周波数が500MHz以上のPentium互換CPUを搭載したPC/AT互換機。周辺機器としてTWAIN対応スキャナーとプリンターが必要。

同社では機能を限定(文字数制限)した体験版を無償でダウンロード提供するという。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン