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コーレル、初心者向けのグラフィックスソフト『CorelDRAW Essential 2』と『Corel Painter Essentials 3』を発売

2005年10月12日 21時38分更新

文● 編集部

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コーレル(株)は12日、グラフィックス&ページデザインソフト『CorelDRAW Essential 2(コーレルドロー エッセンシャルズ 2)』とペイント系グラフィックスソフト『Corel Painter Essentials 3(コーレル ペインター エッセンシャルズ 3)』を11月11日に発売すると発表した。価格は各9980円。

製品パッケージ1 製品パッケージ2
『CorelDRAW Essential 2』『Corel Painter Essentials 3』

CorelDRAW Essential 2』は、図形/表/画像などを含む書類のページデザインを行なえるソフト。プロ向けの『CorelDRAW』の主要機能から機能を絞ったもので、文章の回り込みや、図形と文字を組み合わせたレイアウトが日本語ワープロなどに比べて行ないやすいほか、複数の用紙サイズが混在する書類も作成できるのが特徴。立体(3D)文字の作成や、文字列を曲線に沿ってレイアウトすることもできる。画像編集機能では、自由な形で切り抜きが行なえる曲線トリミングが可能で、ビットマップ用の効果(エフェクト)も73種類が用意されている。ファイル形式は40種類以上に対応しており、テキスト/画像/表をドラッグしてコピーしたり貼り付けたりできる。PDFファイルへの書き出しも標準でサポートしている。対応OSはWindows XP/2000(SP4)。対応機種はPentium II-200MHz以上、64MB(128MB以上推奨)、HDD空き容量が160MBで、1024×768画素以上のディスプレーを利用できるPC/AT互換機。

Corel Painter Essentials 3』は、プロ向けのペイント系グラフィックスソフト『Corel Painter IX(コーレル ペインター 9)』をベースとした入門者向けソフト。初心者にも使い方が分かりやすいようにツールボタンに連動したヘルプやレッスンビデオ(10種類)が用意されているほか、デジタルカメラの写真を元にデジタルアートを作成する機能も搭載されているのが特徴。ブラシは従来製品『Corel Painter Essentials 2』の約2倍となる18カテゴリー/76種類を搭載しており、水彩/油彩/アクリル/クレヨン/エアブラシ/鉛筆などのタッチで描画できる。デジタルカメラ向けの機能は“フォトペイント パレット”として追加されており、写真を手書きの絵画のように変換できる。

ほかのグラフィックスソフトとの互換や連動も図られており、同社のデジタル画像編集/加工ソフト『Corel Paint Shop Pro X』、デジカメ写真管理ソフト『Corel Photo Album 6』だけでなく、アドビ システムズ(株)のフォトレタッチソフト『Adobe Photoshop CS』や『Adobe Photoshop Elements』とシームレスなファイル交換が可能となっている。

対応機種は、Pentium II-500MHz以上/256MB以上のメモリーを搭載したPC/AT互換機、PowerPC G3-500MHz以上/256MBのメモリーを搭載したMacintosh。ともに1024×768画素以上の解像度と24bitカラーに対応したディスプレーが必要。対応OSはWindows XP/2000、Mac OS X 10.2.8以上。Mac OS Xでは、デジタルカメラ画像編集ソフト『iPhoto』の環境を設定すれば『Corel Painter Essentials 3』で画像を編集することも可能。Corel Painter IX同様、(株)ワコムのペンタブレットもサポートしている。

なお、両製品とも、乗り換えアップグレード版(7980円)とアカデミック版(5980円)が提供される。『Corel Painter Essentials 3』についてはESD版(ダウンロード版)も用意されている(7980円)。

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