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Windows Media Player11β版、ダウンロード開始

2006年05月31日 16時29分更新

文● 編集部 西村賢

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常にライブラリ情報を中心にした操作する新UI

マイクロソフト(株)は31日、次期Windows Media Player(WMP)である『Windows Media Player11」の日本語ベータ版のダウンロード提供を開始した。今回公開されたものはWindows XP対応版で、今後、Windows Vista対応版も別途提供される。搭載されるコーデックやDRMのバージョンについては、特に変更されていない。

WMP11
黒を基調としたシンプルなデザイン

現行バージョンのWMP10と比べると、デザインとユーザーインターフェースが刷新されたことが特徴。ボタンやメニュー類は利用頻度の高い最低限のものに絞られ、ウェブブラウザーやエクスプローラ同様の“戻る、進む”ボタンが追加された。また、これまですべてのアルバム名が展開されていて見づらかった画面左側のツリー表示も見直され、アルバム、曲、アーティスト名などの情報はすべてメイン画面にのみ表示する形となっている。

ライブラリ画面
ライブラリではアルバム情報は左側のツリーに表示されず、アイコンで中央に表示されるようになった

CDからの取り込みや、書き込み、ポータブルデバイスとの同期といった作業についても、メイン画面にはライブラリー利用時と同様にアルバムや曲情報を表示したまま、画面右側に作業に見合った作業画面を表示するようになった。ユーザーは、常に自分のライブラリを中心に、統一したインターフェースですべての作業が可能となっている。

また、ハードディスク上の写真や動画もライブラリーに自動的に追加され、楽曲アイテムと同様にインターフェースで管理できるようになった。

CDへの書き込み 画像ライブラリ
CDへの書き込み画面。ライブラリから選んだアイテムを右ペインにドロップする写真や動画も日付や名前がデータベースに登録され、楽曲と同様の操作感で管理ができる

検索機能も強化され、“インクリメンタルサーチ”もサポートされた。検索ウィンドウに入力した文字は、1文字入力するごとに、リアルタイムで検索され、入力した文字列を、曲名、アーティスト名、アルバム名などに含むアイテムがリアルタイムに表示される。

主力製品
検索はインクリメンタルサーチをサポート。1文字入力するたびにヒットするアイテムが絞り込まれる。ただし、日本語文字列の場合は確定が必要

なお、オンラインストア機能も搭載するが、今回の日本語版では、英語版ベータで搭載されたオンラインコンテンツの“URGE”にはアクセスできない。

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