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マカフィー、検索結果でサイトの危険度を表示する新機能搭載の製品5種発表

2006年09月20日 19時12分更新

文● 編集部 西村賢

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マカフィー(株)は20日、個人向けセキュリティースイート製品5種類を30日から販売すると発表した。すべての製品に新機能“McAfee SiteAdvisor”を搭載。Google、Yahoo!、MSNの検索結果表示画面で出てきたサイトごとに、その危険度に応じて色つきのアイコンが表示されるようになった。

SiteAdvisorデモ1 SiteAdvisorデモ2
新たに搭載されたMcAfee SiteAdvisorは検索結果のサイトの危険度に応じてアイコンで警告するアイコンをクリックすると該当するサイトの詳細な情報を表示。バイナリーデータに含まれるマルウェアの種類や外部リンクに危険なサイトが含まれるかなどを判定

発表された製品は以下の通り。“マカフィー・PCプロテクション プラス”のみ、オンライン版だけで提供される。

パッケージ版

マカフィー・ウイルススキャン プラス 2007
ウイルス対策、スパイウェア対策、ファイアーウォールを統合した製品。1ユーザー(5754円)、3ユーザー(8694円)
マカフィー・インターネットセキュリティスイート 2007
ウイルススキャン プラスに、PCクリーンアップ、バックアップ機能、迷惑メール対策、メッセンジャー保護機能、個人情報保護、フィッシング詐欺、ペアレンタルコントロールなどを統合した製品。1ユーザー(8904円)、3ユーザー(1万1300円)
マカフィー・トータルプロテクション 2007
インターネットセキュリティスイートにワイヤレスプロテクションの機能を追加した製品。1ユーザー(9980円)、3ユーザー(1万3125円)
マカフィー・ワイヤレスプロテクション 2007
無線LANの保護、ファイルとプリンター共有の簡易設定機能を提供する製品。3ユーザー(4179円)

オンライン版(価格は1年契約時)

マカフィー・ウイルススキャン プラス
パッケージ版と同等。1ユーザー(4095円)、3ユーザー(6180円)
マカフィー・PCプロテクション プラス
ウイルススキャン プラスにPCクリーンアップ、バックアップ機能を統合した製品。1ユーザー(4620円)、3ユーザー(6480円)
マカフィー・インターネットセキュリティスイート
パッケージ版と同等。1ユーザー(5775円)、3ユーザー(7500円)
マカフィー・トータルプロテクション
パッケージ版と同等。1ユーザー(6980円)、3ユーザー(8600円)
マカフィー・ワイヤレスプロテクション
パッケージ版と同等。3ユーザー(2980円)
製品の区分
製品の区分

なお、パッケージ版には優待版があるほか、オンライン版は2、3年契約のものもある。また、今バージョンからパッケージ版でもサブスクリプション形式への移行が可能となり、オンライン版同様のアップグレードが可能。動作環境はWindows 2000 Professional(SP4以降)/XP。McAfee SiteAdvisorはIEとFirefoxに対応する。

その他、おもな更新点としてはインターフェースの刷新やウイルススキャンエンジンの高速化などが挙げられる。

新インターフェース
一新されたインターフェース

同社のコンシューマー向けセキュリティー製品国内市場におけるシェアは現在13%で、それぞれ約40%を占めるシマンテック、トレンドマイクロを追いかけている。日本での事業展開について説明したコンシューマ事業本部長の中山泰宏氏は、同社セキュリティー製品のシェアが、2004年から2005年にかけて5%増の13%となったし、2008年までに30%のシェアを目指すと話した。

シェア推移のグラフ
シェアの推移

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