日本電気(株)は30日、米アドビ システムズ社のウェブアプリケーション開発・実行環境である『Adobe Flex 2』を業界で初めて採用したというプロジェクト管理システム『ProcessDirector/計画策定機能』の販売を同日付けで開始すると発表した。価格は1サーバー/100ライセンスで200万円(税別)。
プロジェクト管理システム“ProcessDirector(プロセスディレクタ)”はプロジェクトの進捗管理、品質管理、ワークフローといった“個別プロジェクト管理機能”と、受注案件管理、資産管理、プロセス計測管理(生産性データ管理)等といった“組織管理機能”の2つの仕組みを有する統合的な管理環境。
『ProcessDirector/計画策定機能』はFlash技術をベースにした『Adobe Flex 2』によって開発されているため、プロジェクトの計画立案から実績管理までをウェブブラウザー上でマウスのドラッグ&ドロップといった操作で可能にし、ガントチャート(横線工程表/工程管理図)や線表単位にドリルダウン(細分化)した詳細線表の作成を容易にしたのが特徴。クライアントに『Adobe Flash Player 9』を利用するため、特殊なActiveXコンポーネントや専用クライアントのインストールは不要で、ウェブブラウザーからアクセスできる環境があれば社外からの利用も可能だという。