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アドビ システムズ、コラボレーション機能を強化した『Adobe Reader 8』のダウンロード提供を開始

2006年12月06日 23時12分更新

文● 編集部

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アドビ システムズ(株)は6日、米アドビ システムズ(Adobe Systems)社が現地時間の6日付けでPDF閲覧ソフト『Adobe Reader(アドビリーダー) 8』の無償ダウンロードで提供を開始したと発表した。Windows版とMaciintosh版が用意されている。

『Adobe Reader 8』は、PDF 1.7仕様に準拠しており、PDFファイルの閲覧/印刷/検索などが行なえるソフト。オンラインコラボレーション機能が強化されており、新機能として、Flash Playerを利用したウェブ会議機能(Adobe Acrobat Connect)を利用するためのボタン“Web会議の開始”が追加されているほか、拡張機能を有効にしたAdobe PDFにおいても、PDF文章に注釈を入れたり、ローカルに保存したりできる。セキュリティーポリシーや電子署名を保持して独立性を保ったままパッケージ化した“PDFパッケージ”も正確に表示できるという。

“操作ガイド”や、カスタマイズ可能なツールバーなども追加されたほか、GPUアクセラレーションにも対応しており、3Dコンテンツを多用したPDFファイルの表示も高速化されているという。

対応OSは、Windows XP SP2/2000(SP4)、Mac OS X 10.4.3で、Windows Vistaに関してはベータ版で動作検証を行なっており、今後、正式に対応したバージョンを公開するとしている。対応ウェブブラウザーはInterenet Explorer 6/7、Forefox 1.5、Mosilla 1.7。対応機種はPentium III相当以上、メモリー128MB以上を搭載したPC/AT互換機、PowerPC G4またはCore Duoを搭載し、メモリー128MB以上を搭載したMacintosh。

同社では、開発者向けの無償ガイド“PDF Reference”の第6版や、プラグインの開発に必要な各種ドキュメント/ツールを収録した『Adobe Acrobat 8 Software Development Kit(SDK)』も無償ダウンロードにより提供する。

なお、ウェブ会議ソフト“Acrobat Connect”の日本語版については、2007年上半期に提供を開始する予定としている。

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