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オートデスク、初の日本語版となる3Dアニメ作成ソフト『Autodesk Maya 8.5 日本語版』を発売

2007年01月16日 23時11分更新

文● 編集部

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オートデスク(株)は16日、初の日本語版となる3Dアニメーション/モデリング/レンダリングシステム『Autodesk Maya 8.5 日本語版』を2007年春に発売すると発表した。“Maya プラチナメンバー”のユーザーを対象に、同日付けで先行ダウンロードを開始する。ラインアップと価格は、『Autodesk Maya 8.5 Complete』が27万9300円から、『Autodesk Maya 8.5 Unlimited』が97万6500円から。

『Autodesk Maya 8.5 日本語版』は、3Dアニメーション/モデリング/レンダリングの統合システム。“Autodesk Maya”において初の日本語版となり、同社の取締役副社長兼ゼネラルマネージャーのアレックス・ケリー(Alex Kelly)氏は「Maya 8.5は日本のCGコミュニティーが、引き続き全世界に対して評価の高いハイエンドな作品を提供することを促進し、またより多くのユーザーが容易に3DCGを始められる環境構築を支援すると期待しています。さらに、日本市場を意識した桜、竹などの新しいペイントエフェクトを用意いたしました。」

“Maya 8.5”では、初めて“Maya Nucleus”に対応したモジュールである“Maya nCloth(エヌクロス)”を採用した。“Maya nCloth”では、布地/プラスチック/金属などのシミュレーションを短時間で作成でき、異なる布地が触れ合うなどの複雑なシミュレーションもリアルに再現できるのが特徴。オープンソースのプログラミング言語の“Pythonスクリプト”を採用しており、ユーザーが特定のカスタムスクリプトやプラグインのプロトタイプを作成できるため、“Maya 8.5”を利用したプロダクションパイプラインの拡張と自動化が可能になるという。

対応OSはWindows XP x64 Edition SP2、Windows XP Professional SP2、Red Hat Enterprise Linux 4.0 WS、SUSE Linux 10.0、Fedora Core 4。

併せて、『Autodesk Maya 8.5』においてIntel版Macintoshを新たにサポートすると発表した。対応OSはMac OS X 10.4.6。対応機種はPower Mac G5のCPU、1GBのメモリーを搭載したMacintosh。

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