このページの本文へ

三洋電機、3Dスキャナー装置による足型分析システムを開発

2000年10月05日 16時29分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

三洋電機(株)と(株)アシックスは4日、個人の足にフィットした靴を提供するために足の形状を3Dスキャナー装置で測定し、分析するシステム『FSN-2100』を共同開発したと発表した。10日に受注を開始する。

『FSN-2100』の使用イメージ

同製品は、3Dスキャナーで足首から、下の甲、かかと、つま先、足裏の全てを約10秒間で計測し、その3Dデータを足型分析ソフトウェアで処理するというもの。計測されたデータは、パソコンのモニター画面に3D表示され、カーソルを動かすことで、さまざまな角度から足の形状を見ることができる。三洋電機の3Dスキャナー技術とアシックスの靴作りや足型分析のノウハウを融合したという。価格は5年間のリース販売で、月額約5万円。

また、アシックスのウォーキングシューズの専門店である“歩人館”へ同製品を10月中旬から設置し、同製品を利用したウォーキングシューズのイージーオーダーシステムも開始する。今秋から、開始する女性向のイージーオーダーシステムは、デザインはオプリークトゥ外羽根型の1タイプで、サイズは21.5~25.5cm、ウィズは0.5E、2E、3.5Eの3タイプ。外反扁平、O脚タイプなど3タイプからの選択もでき、靴の甲革財もスムース、エナメル、ヌバックなど6種類の素材からも選択できるという。なお、同サービスは11月2日から、芦屋店と吉祥寺店で開始する。価格は2万2000円で、約1ヵ月で完成するという。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン