(株)東芝は22日、30GBの容量を持つ厚さ9.5mmの2.5型HDD『MK3017GAP』と15GBの『MK1517GAP』を開発し、1月中にサンプル出荷を開始すると発表した。
『MK3017GAP』(左)と『MK1517GAP』(右) |
同社は、面記録密度が41.4Mbit/mm2(26.7Gbit/inch2)の2.5インチディスクを開発、1枚あたり15GBの記録を可能にした。これにより、ディスクを1枚あるいは2枚内蔵したドライブユニットを製品化した。ヘッドはGMRを採用(2個/4個)。非動作時にヘッドをディスク上から退避する“ヘッドロード・アンロード機構”により、非動作時で7840m/S2(800G)、動作時で1715m/S2(175G)のの耐衝撃性を持たせたという。バッファの容量は2MB。回転数は毎分4200回転。平均シーク時間は13mS。データ転送速度は100MB/S。本体サイズは、幅69.85×奥行き100×高さ9.5mm。重量は、MK3017GAPが99g、MK1517GAPが94g。インターフェースはATA-5。
同社では、ノートパソコンや、AV機器の録画用にOEM供給するとしている。