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ソニー、48倍速以上のCD-R書込みに対応した半導体レーザーダイオードを発表

2002年02月27日 16時16分更新

文● 編集部

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ソニー(株)は27日、48倍速以上のCD-R書込みに対応した780nm帯250mW出力の半導体レーザーダイオード『SLD253VL』のサンプル出荷と、4倍速以上の追記/書換え型のDVD書込みに対応した650nm帯100mW出力の半導体レーザーダイオード『SLD1233VL』の販売を、いずれも5月に開始すると発表した。サンプル価格は、SLD253VLが1000円、SLD1233VLが2000円。

『SLD253VL』『SLD253VL』

SLD253VLは、独自開発した半導体結晶成長技術“MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition:有機金属気層成長法)”に基づいて製造したCD-R/RW用半導体レーザーダイオード。また、COD(Catastrophic Optical Damage:自らの光出力に起因した損傷)を防止する出射端面の保護コーティング技術と、レーザー光の透過損失を抑制する導波路構造を採用。このため、パルス定格出力が250mWに向上したとしている。発振波長は784nmで、動作温度は-10~70度。

SLD1233VLは、出射端面でレーザー光を吸収しない窓構造を採用したDVD用半導体レーザーダイオード。また、ダイオード内のレーザー光の透過損失を抑制する実屈折率導波路構造を採用したため、パルス定格出力が100mWに向上したという。発振波長は658nmで、動作温度は-10~70度。

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