このページの本文へ

SME、“レーベルゲートCD”をバージョンアップ――パソコンで直接再生が可能に

2003年10月01日 22時23分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)ソニー・ミュージックエンタテインメントは1日、ネットワーク認証型CCCD(コピー・コントロールCD)“レーベルゲートCD”をバージョンアップし、インターネットに接続していないパソコンでも再生できる“レーベルゲートCD2”を発表した。同社の傘下のレーベルカンパニーから発売する邦楽シングルに対して11月6日以降、邦楽アルバムに対しては2004年1月下旬以降、導入する予定。

“レーベルゲートCD2”では、HDDに複製する場合にはインターネット経由での個別認証手続きが必要だが、CDの再生については、音楽再生ソフト『MAGICLIP2』(Windows対応)が起動して直接再生できるようになる。“レーベルゲートCD2”には、コピーコントロールによりパソコンでは再生できない民生用オーディオ機器向け音源が“1stセッション”に、パソコン向けに暗号化された圧縮音源が“2ndセッション”に収録される。また、認証後にHDDに複製した音源は、デジタルコンテンツ著作権管理技術“OpenMG”に対応した機器に指定回数だけ“チェックイン・チェックアウト”が行なえる。複製は1回目のみ当面無料で、2回目以降は定められたライセンス料金が必要になる。

同社では、“レーベルゲートCD2”の採用をほかのレコード会社に対しても広く呼びかけるとしている。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン