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NEC、PDAでリアルタイム通訳が可能な日中旅行会話通訳ソフトを開発

2006年01月04日 17時07分更新

文● 編集部

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日本電気(株)は4日、携帯情報端末(PDA)単体でリアルタイムで動作する日中旅行会話通訳ソフトを開発したと発表した。

開発した日中自動通訳ソフトは、通常の会話で使われるような自然な言葉で発声された旅行会話文を声から声で自動通訳でき、PDA単体で動作する。語彙は、日本語が5万語、中国語が3万6000語に対応している。

中国語では、実際の会話において出身地域によりアクセントに大きな違いがあるため、標準語である普通話の会話音声データを地域別に収集し、大規模な中国語会話音声コーパスを構築することで中国語音声認識を行なえるようにしたのが特徴で、会話音声/言語のデータベースを基に高精度な音声認識を行なう“大語彙連続音声認識エンジン”、話し言葉の翻訳を行なうコンパクトな“翻訳エンジン”、高性能な読み上げを行なう“拡張波形編集型音声合成エンジン”の3つのエンジンを“通訳統合モジュール”により統合することでリアルタイム通訳を行なうという。

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