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PentiumとMMX PentiumにPCを停止させるバグが見つかる

1997年11月11日 00時00分更新

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 米インテル社のPentiumプロセッサーとMMX Pentiumプロセッサーに、プログラムが動かなくなるという欠陥、いわゆるバグがあることがインターネットのニュースグループ“comp.sys.intel”を通じて明らかになった。

 それによると、“FO”と呼ばれているそのバグは特定の条件下で、ある命令を実行するとプログラムを停止して、PCを再起動せざるをえない状態にしてしまうという。一般ユーザーには実害はほとんどないという声から、外部から他人のPCを止めることも可能であるとする意見もあり、詳細は明確になっていないが、PentiumIIおよびPentiumProについてはバグ報告は出ていない。

 米インテル社は10日付でバグの存在を認めており、今週末までに対応するという。11日現在、インテル(株)広報は「インターネットなどで“バグが発見された”と報道されていることは確認しており、現在調査中である。早ければ数日中にこの問題について正式回答したい」としている。(報道局 桑本美鈴)

http://www.intel.co.jp/

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