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日本縦断バイオの旅がゴールイン--奥田民生も協力したユーザー参加型イベント

1999年04月05日 00時00分更新

文● 報道局 白神貴司

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 ソニー(株)のデジタルカメラ内蔵ノートパソコン『VAIO PCG C1R』を片手に、4人の旅人が北と南から日本を縦断するイベント、『青春18キップで行く日本縦断バイオの旅』が3日、ゴールの東京・銀座でフィナーレを迎えた。

会場では旅の経過をビデオで紹介
会場では旅の経過をビデオで紹介



 この旅は、ソニーが主催するVAIOユーザー向けのイベント“バイオ31DAYS”のメインイベントとして開催されたもの。北は北海道・宗谷岬から、南は鹿児島県・桜島から出発した旅人が、さまざまな試練(ミッション)をクリアしながら、日本列島を青春18キップだけで縦断するというものだ。3月20日に出発し、約2週間を経て、この日のゴールとなった。

バイオユーザーをはじめ、大勢のサポーターが詰め掛けた
バイオユーザーをはじめ、大勢のサポーターが詰め掛けた



 旅人は一般公募され、オーディションで決定された。出発前に旅人に渡されたのは1人1台の『VAIO PCG C1R』、専用バッテリーパック、通信用のPHSカードなど。

 その日の目的地やミッションは、当日の朝にならないと旅人には伝えられない。旅の様子はウェブサイトで毎日紹介され、旅人のアドベンチャーを追体験できるようになっている。このウェブサイトはユーザー参加型になっており、ミッションをクリアするためにどちらのチームがより努力したかを投票できるようになっている。その結果が翌日の昼食代に反映されるという仕組みだ。

 4人の旅人は、ミュージシャンの奥田民生氏から“ミソバイオ(北チーム)”、“トンコツバイオ(南チーム)”というチーム名を命名してもらったり、『インターネットアスキー』の1日宣伝マンとしてサンドイッチマンに扮したりと、さまざまなミッションが与えられた。

ゴールフラッグの前で。右がトンコツバイオチーム、左がミソバイオチーム
ゴールフラッグの前で。右がトンコツバイオチーム、左がミソバイオチーム



 旅の模様を掲載するウェブサイトには、全国のユーザーから旅人への応援電子メールが寄せられた。

 ゴール地点となった銀座のソニービルには、ウェブサイトで彼らの旅を応援してきたユーザーが、ゴールの瞬間を目撃しようと続々と集合。キャンペーンガールを務めたアイドルグループ“smAsh(スマッシュ)”のメンバーも、両チームのゴールインを待ち受けた。

smAshのメンバーとゴール記念撮影
smAshのメンバーとゴール記念撮影



 先にゴールしたのは宗谷岬から南下してきた“ミソバイオ”チーム。約3分ほど遅れて“トンコツバイオ”チームがゴールイン。会場からは「おめでとう」「ご苦労さま」といった声がかけられ、両チームの旅人は憔悴の中にも満足感あふれる笑顔を見せていた。

 “ミソバイオ”チームの2人は、「あとは家で締めくくりの日記を書きます(武山秀明さん)」、「応援してくださった方に会えてうれしい。こんなに注目を集めていたとは知らなかった。感激(刀根昌章さん)」と語った。一方“トンコツバイオ”チームは、「げっそりです(島村幸太郎さん)」、「お腹いっぱい、って感じです。ゆっくり休みたい(竹内拓也さん)」と微笑ましいコメントを残した。

 今回のイベントを企画したソニーマーケティング(株)の石井隆雅氏は、「ユーザーをひとつに結ぶようなイベントがやりたかった」と語る。同社では、今回のイベントが成功に終わったことを受け、今後もこのようなユーザー参加型のイベントを企画するという。

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