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エムエスオージャパン、知的ゲームの普及を支援する“日本マインドスポーツオリンピアド協会”の説明会を開催

2000年07月28日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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(株)エムエスオージャパンは7月28日、同社が10月に設立する“日本マインドスポーツオリンピアド協会”に関する説明会を行なった。

エムエスオージャパン代表取締役の柳澤奈美氏エムエスオージャパン代表取締役の柳澤奈美氏



マインドスポーツオリンピアドは、知識や知能を競い合うゲーム大会として'97年に英国で始まった。チェスやバックギャモンなどのゲームをオリンピック競技に見立て、毎年8月に世界大会を開催している。

同協会は、将棋やチェス、囲碁などの知的ゲームを“マインドスポーツ”として国内に普及させることを目的とした任意団体で、今後知的ゲームの地区大会、全国大会を運営する。また、日本の代表選手を世界大会に送る役割も務める。

インターネットでの対戦型知的ゲームも提供し、オフライン/オンラインを問わず知的ゲームの普及支援をしていくという。同社は、近日中に同社のホームページ上で、囲碁やチェス、テトリスなど10種類のネットワーク対戦型ゲーム(英語バージョン)を提供するという。なお、日本語バージョンは10月1日に提供を開始する。

説明会では、エムエスオージャパン代表取締役の柳澤奈美氏や、韓国のマインドスポーツオリンピアドのCEOであるジェイ・ヤン・キム氏、シンガポールのマインドスポーツオリンピアドのCEOであるクァン・リャン氏が出席した。

柳澤氏は、「われわれはマインドスポーツを日本に広めていこうという主旨で活動している。マインドスポーツオリンピアド協会は世界各国にあり、国の知的レベルの水準を上げるため、国家や政府が協会を支援している国が多い。日本でも知的ゲームを普及させたい」と語った。

韓国のキム氏は「韓国では政府から支援金をもらって活動している。インターネットの普及によって、より多くのユーザーの参加が見込まれる」、シンガポールのクァン氏は「マインドスポーツの急速な普及をうれしく思う」とそれぞれコメントした
韓国のキム氏は「韓国では政府から支援金をもらって活動している。インターネットの普及によって、より多くのユーザーの参加が見込まれる」、シンガポールのクァン氏は「マインドスポーツの急速な普及をうれしく思う」とそれぞれコメントした

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