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ピープルソフト、「PeopleSoft 8 発表会」を開催

2000年11月13日 18時39分更新

文● ASCII24 Business Center 高島茂男

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ピープルソフト ジャパン(株)は13日、9月末に出荷開始したeビジネスアプリケーションスイート「PeopleSoft 8」日本語版の発表会をユーザー、パートナー企業向けに開催した。


Pure Internet Application

PeopleSoft 8は、これまでのクライアント/サーバモデルをやめ、クライアント側にプログラムを必要としない“Pure Internet Application”となったことを最大の特徴としている。PeopleSoftの主力である人材管理のほか、サプライチェーンマネジメントや財務会計などのアプリケーションを統合したeビジネスアプリケーションスイートとなっている。

Pure Internet Applicationとしたことで、PCやPDA、携帯電話などクライアントを特定せず、Webサイトと同じルック アンド フィールで、操作もすぐに習得できるとしている。

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PeopleSoft 8のポータル画面(写真は英語版)

2年間の成果物がPeopleSoft 8

ピープルソフト ジャパンの社長であるGuy Dubois氏は、「PeopleSoftは、2年前に組織や運営のやりかた、製品を変えた。すべての開発を凍結し、戦略的にすべてのリソースをインターネット技術に向かわせた。2年間の成果物がPeopleSoft 8だ」と、語った。

「PeopleSoftは、人材管理ソフトの会社として知られている。それ以外に、SCM、CRMといった柱を作り、PeopleSoft 8はアプリケーションスイートとなった。現在では3分の1の収益が米国外からとなっており、新のグローバル企業となってきた。2、3年で日本は全世界の収益のうち10パーセントぐらいを占めると見込んでいる。人材管理やCRMのアプリケーションは、日本のニーズにあわせたローカライズをパートナー企業と共に行なっており、来年の頭には出荷の見込みだ」と、同社の戦略を説明した。

photoピープルソフト ジャパンの社長であるGuy Dubois氏

そのほか、「インターネット技術を利用して使うほうがC/Sより安くあがる。企業の枠組みを超えて、サプライヤー、従業員、顧客がざまざまな情報にアクセスでき、コラボレーションできることが必要」(米PeopleSoftの副社長であるMartin Mackay氏)、「SAP R/3は、Webのルックアンドフィールになっていない。OracleはC/Sに縛られたままである。Pure Internet ApplicationはPeopleSoftだけだ」(米PeopleSoftのCTOであるRick Bergquist氏)と、PeopleSoft 8が新世代のeビジネスアプリケーションであるとアピールした。

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