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【東京ゲームショウ2001秋 Vol.4】SCEIのブース一挙紹介――液晶搭載PS oneが!! 5色のPS2が!! そしてあのキャラクターが!!

2001年10月12日 23時44分更新

文● 編集部 中西祥智

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12日に開幕した“東京ゲームショウ2001秋”の、(株)ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)のブースを紹介する。

ソニー・コンピュータエンタテインメントのブース
ソニー・コンピュータエンタテインメントのブース

SCEIのブース正面には、5色の『PlayStation 2(PS2)』が並んでいた。これは12日にSCEIが発表した、PS2の累計出荷台数2000万台を記念した限定モデル『ヨーロピアンオートモービル・カラーコレクション』だ。

『ヨーロピアンオートモービル・カラーコレクション』
『ヨーロピアンオートモービル・カラーコレクション』5色一括で購入すると、お値段は25万円。だが、PS2を5台買ってどう使う?

ヨーロピアンオートモービル・カラーコレクションはその名の通り、PS2『SCPH-30000』をヨーロッパの自動車メーカー各社のボディカラーをイメージした色に塗装したもの。色は、“スノー・ホワイト(光沢白)”、“スーパー・レッド(光沢赤)”、“ライト・イエロー(光沢黄)”、“アストラル・ブルー(光沢青)”、“メタリック・シルバー(光沢銀)”の5色。各色2000台限定で、プレイステーション・ドットコム・ジャパン(株)のサイトで受注する。価格は1台5万円で、また5台一括セットは25万円。国内では各色600台と全5色一括66セットを販売する。

また、同日発売のプレイステーション“PS one”専用液晶ディスプレー『SCPH-130』を使用した試遊台も並んでいた。

“PS one”と専用液晶ディスプレー『PS one & 液晶モニター COMBO』
“PS one”と専用液晶ディスプレー『PS one & 液晶モニター COMBO』

SCEIはPS oneの価格を同日、9800円に引き下げた。また、PS oneと専用液晶ディスプレーのセットモデル『PSone&液晶モニター COMBO』を、11月22日に発売する。価格はオープンプライス。専用液晶ディスプレーは5インチの高輝度TFTカラー液晶パネルを搭載しており、最大輝度は約650cd/m2

さわってみた人の反応は良好
PSoneの試遊台の列。実際にさわってみた人の感想は「思ったより小さい。だが、画面は細かいところまでしっかり見える」

トロといっしょ

SCEIが展示したゲームは13本で、全てが試遊可能。その中でも、SCEIが重点を置いていたゲームは、『トロと休日』、『ICO(イコ)』、『ジャック×ダクスター 旧世界の遺産』の3本だった。

『トロと休日』
『トロと休日』SCEIでは“お話し&のんびり休日ゲーム”としている
『トロと休日』で遊ぶ人々
『トロと休日』で遊ぶ人々。「かわいい」を連呼

トロと休日は、PS用ゲーム『どこでもいっしょ』シリーズの最新作。実写で表示される世界を、“ポケットピープル”の“トロ”といっしょに散策するゲーム。トロは人間になりたがっており、人間の言葉を学ぼうとしている。そこで、トロはプレイヤーに言葉を尋ねたり、さまざまな質問をしたりする。プレイヤーは、言葉の意味を示したり、質問に答えてやったりして、会話を楽しむ。また、町の中にはトロのほかにもポケットピープルもいて、彼らとの会話もできる。

プレイヤーの名前は自由に設定可能
プレイヤーの名前は自由に設定可能
これって何?と聞かれたので“フタ”と答える
これって何?と聞かれたので“フタ”と答える
すると、フタって何?と聞き返してきた
すると、フタって何?と聞き返してきた。使うものだと教えてやる
トロ以外のポケットピープル
トロ以外のポケットピープル

トロと休日は11月29日発売予定で、価格は5800円を予定している。なお、人間になりたいトロは、プレイヤーに「トロってりっぱな人間になれると思う?」といった質問をしてくることもある。

パズルみたいなアドベンチャー

ICOは、生まれつき角の生えた少年が城に閉じ込められ、そこで見つけた少女と脱出するアドベンチャーゲーム。

『ICO』
『ICO』角の生えた主人公と真っ白の少女

主人公は1本の棒しか持っておらず、それを駆使してさまざまな罠をくぐり抜けていく。スイッチを押すと開くドアや現われる橋のほか、風車の羽にぶら下がって移動したりする。パズル的な要素も大きい。キャラクターたちは、オリジナルの不思議な言語を話し、BGMはほとんど流れない。また、画面上にゲージなども表示しない。12月6日発売予定で、価格は5800円。

階段を駆け上る
階段を駆け上る。ゲーム開始後しばらくは、全体的にこのような灰色を基調とした画面が続く
透き通った少女
同行する少女は、ほとんど透き通っている
延々と続く密林
延々と続く密林。この塔は何なのだろうか

痛快アクションゲーム

ジャック×ダクスター 旧世界の遺産は、主人公ジャックとイタチのダクスターが世界を冒険するアクションアドベンチャーゲーム。

『ジャック×ダクスター 旧世界の遺産』
『ジャック×ダクスター 旧世界の遺産』主人公ジャックの背中に引っ付いているのが、イタチのダクスター

プレイヤーは4色のエネルギー“エコ”をうまく利用しながら、敵を倒して謎を解くことを目指す。宝箱をつぶしたり、敵を倒すとさまざまな色のエコが現われるのでそれを吸収し、たとえば緑色のエコを50集めると、体力が1回復する。また、ダクスターはもともと人間だったのが、“ダークエコ”のエネルギーによってイタチになってしまったという。そのためかダクスターは、「ジャック、知ってっかー?」などと人間の言葉を話すイタチになった。冬ごろ発売予定で、価格は未定。

反重力バイク?で空を飛ぶ
反重力バイク?で空を飛ぶ
インディー・ジョーンズ?
こういう絵を見て“インディー・ジョーンズ”を思い出してしまう。古い?
背中のダクスター
背中のダクスターが、振り払われまいとしがみつく様は滑稽

また、オーケストラを指揮するゲーム『ブラボーミュージック』を使用して、3人の男性が真顔で指揮してみせるデモンストレーションも行なった。

指揮者になりきっている
本人達は、完全に指揮者になりきっている

なお、ブース内には本物?のトロもいた。

踊るトロ、その1
踊るトロ、その1
踊るトロ、その2
踊るトロ、その2
握手してまわるトロ
握手してまわるトロ

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