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NRA、プロが選んだ“2001セキュリティ十大ニュース”を発表 ――第1位はWTCビル崩壊

2001年12月26日 15時19分更新

文● 編集部

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特定非営利活動法人のネットワークリスクマネジメント協会(NRA)は25日、メールマガジン“啓・警・契(ケイケイケイ)”を通じて、セキュリティーのプロが選んだ“2001セキュリティ十大ニュース”を発表した。発表の内容は、同協会のホームページにある“メールマガジン バックナンバー”のページにも掲載されている。

“2001セキュリティ十大ニュース”は、2001年に発生したセキュリティー関連のニュースの中から、社会への影響度やマスコミで取り上げられた頻度を基準に選んだもの。NRA会員企業の有志が選定委員となり、選考作業を行なった。同協会では、セキュリティー啓発活動の一環として、今回初めて発表したとしている。選定されたニュースは次の通り。

2001セキュリティ十大ニュース
第1位 9月11日 NYワールドトレードセンタービル崩壊 同時多発テロで激変した米国のセキュリティ意識
第2位 8月1日 「W32/CodeRed」世界に蔓延。まさに無差別テロ?
第3位 7月 危機管理の甘さ露呈 リコール隠し/食中毒/情報漏洩 取り組みが急務。日本企業の危機管理
第4位 10月4日 大手ベンダー ユーザ支援の枠組みを発表 消えないセキュリティホールの憂鬱
第5位 2月 多発した日本(JP)サイトへのクラッキング事件
第6位 9月19日 感染力も被害も桁違い「W32/Nimda」
第7位 8月15日 38万人分の百貨店のカード会員名簿が流出 ネットに迷い出る個人情報
第8位 1月/2月 ずさんな管理で大手企業からのウィルス流出あいつぐ
第9位 5月24日 セキュリティ対策チームにDos攻撃の皮肉 すぐそこまで来た不正アクセス
第10位 11月23日 サイバー犯罪条約、日本も署名

なお、NRAは、情報化社会における情報セキュリティー技術の普及と、情報化推進のための環境整備を目的に設立された非営利団体。関連法制度の整備などについて提言するほか、企業/自治体のシステム管理者向けにセキュリティー関連記事を掲載したメールマガジン“啓・警・契”を発行している。

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