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ソニー、“AIBO EXPO 2002”でAIBOの最新機種を披露――AIBO用キックボードも登場!


2002年5月17日

ソニー(株)は、昨日16日付けで発表したエンターテインメントロボット“AIBO”の最新機種『ERS-31L』をはじめとする歴代AIBOを展示、紹介するイベント“AIBO EXPO 2002“AIBO 3rd Anniversary””を18日と19日の2日間、東京/銀座ソニービルで開催する。これに先駆け、本日17日に報道関係者向けのプレスデーが行なわれた。

お姉さんとAIBO
エンターテインメントロボット“AIBO”のイベント“AIBO EXPO 2002“AIBO 3rd Anniversary””が明日開催。写真はAIBOの最新機種を紹介する“New AIBO体験コーナー”

AIBO EXPO会場では、来場者がAIBOの新機種に触れ、遊ぶことが可能。AIBOとの記念撮影や、AIBOを操縦して行なうゲーム大会など、来場者がさまざまな形でAIBOを楽しめるようになっており、昨日発表された、パグ犬をモチーフとしたAIBO『ERS-31L』や、Bluetooth機能を搭載したAIBO『ERS-311B』『ERS-312B』『ERS-311B/X』、CPUの動作クロック周波数を高速化し処理能力を向上させたAIBO『ERS-210A』や『ERS-220A』などと、発売前にいち早く触れ合える機会となっている。

“New AIBO体験コーナー”は、リビングルームをイメージしたスペースで、『ERS-31L』や『ERS-311B/312B』のデモを行なうほか、『ERS-210A』や『ERS-220A』に触れて遊べるようになっている。パソコン画面上でAIBOを遠隔操縦できるソフト『AIBO Navigator2』を体験することも可能。

AIBOの最新機種をいち早く体験!

“AIBO Line Up”コーナーは、初代AIBO『ERS-110』から最新機種まで、AIBOの全ラインナップを展示する。“AIBOといっしょに写真をとろう!”コーナーでは、デジタルカメラで来場者とAIBOの記念撮影を行ない、プリントアウトしてプレゼントする。“Tower Attack”コーナーでは、『AIBO Navigator2』を利用してAIBO(『ERS-210A』や『ERS-220A』)を遠隔操縦し、棒倒しを行なうゲーム大会を実施する。また、カフェテリア“AIBO NET Cafe”も用意される。

『ERS-311B』『ERS-312B』『ERS-311B/X』は、既存モデルの“ラッテ(LATTE)”『ERS-311』、“マカロン(MACARON)”『ERS-312』と同じ外観で、本体にBluetoothを搭載したモデル。Bluetoothを利用したワイヤレスコミュニケーション機能を搭載しており、“AIBO-ware”(AIBO用メモリースティックソフト)のチャッティライフ『ERF-310AW10J』またはハローAIBO! チャッティ『ERF-310AW11J』をAIBO本体に装着することで、AIBO自身の気持ちや会話情報などを、付属の『AIBOハンディビューワー』へ送信し、ビューワー画面に文字表示できる。

スエードAIBO
Bluetooth機能を搭載したスエードタッチのAIBO『ERS-311B/X』。Bluetooth自体は本体内部のコア部分に組み込まれているという。ちなみに、足の内側などスエード塗装が施されていない部分があるのは、「機能に支障はないが、動いているうちにスエードがはげてしまうから」(ソニー担当者)なのだそう
ビューワー
Bluetooth機能搭載AIBOに付属する『AIBOハンディビューワー』。写真のビューワー画面に表示されているのは、大好きなピンクボールを見つけて追いかけているAIBOの気持ち

ビューワー画面上では、AIBOの考えていることが文字となって表示される。また、AIBOがさまざまな質問をしてくるので、ビューワーを通して○×(マルバツ)で答えると、AIBOがその答えに合わせたリアクションを行なう。さらに、近くにいるAIBO同士(Bluetooth搭載モデル同士のみ)の会話もビューワーに表示されるようになっている。そのほか、“ぜんしん”“ダンスして”といったAIBOの制御や、音量/時計設定、オーナー名登録などもハンディビューワーで行なえる。

メニュー画面
『AIBOハンディビューワー』を利用して、音声認識と同等の制御も行なえる

なお、『ERS-311B/X』は、『ERS-311B』の表面にスエードタッチ塗装を施したモデルとなっている。サントリー(株)のキャンペーン賞品であるパンダAIBO“ロンロン”とは異なり、着ぐるみではないので取り外しは不可。

3機種とも6月1日発売で、価格は『ERS-311B』と『ERS-312B』がそれぞれ9万8000円、『ERS-311B/X』が10万8000円。

パグAIBO
パグ犬AIBO『ERS-31L』。……なぜパグ? 「いや、特に意味はありません。シャレです(笑)。ラッテ/マカロンときて、次は何にしようと考えてこの新デザインにしました」(ソニー担当者)。……パグがかわいいと思う人にとっては、かわいいのかも

『ERS-31L』は、パグ犬を思わせるユニークな顔とキャメルブラウンの本体カラーが特徴の新機種。5月25日発売で、価格は6万9000円。従来機種の『ERS-311』『ERS-312』と同機能を搭載した低価格モデルとなっている。この価格設定について同社は、「Bluetooth搭載の『ERS-311B』や『ERS-312B』を、既存の『ERS-311』らと同じ価格にしたので、『ERS-311』らと同機能の『ERS-31L』は必然的にそれより低価格となった」と説明している。

パグAIBOアップ
もー。顔はぼこぼこしてるし、目からビームが出そうだし。「いかにも怪しげな目ですが(笑)、光ったりはしません」(ソニー担当者)。……なんか、昔のヒーロー戦隊モノに出てきた“なんとか仮面”的な顔してません?

『ERS-210A』と『ERS-220A』は、既存モデル『ERS-210』『ERS-220』の外観はそのままに、CPU動作クロック周波数を従来の192MHzから384MHzに高速化し、計算処理能力を向上させたモデル。5月25日発売で、価格はERS-210Aが15万円、ERS-220Aが18万円。

AIBOもノリノリ“キックボード”!

これらの最新機種もさることながら、今回のAIBO EXPOで最も注目すべきなのが、参考出展されているAIBO用“キックボード”だ。AIBO本体をキックボードに乗せてベルト(シートベルト?)で固定し、専用プログラムでAIBOに命令を送ると、AIBOが前足をサドルにかけ、後ろ足をひと蹴りしてキックボードで進むというもの。フリーリングの床であれば、ひと蹴りで50cmは進むという。

AIBOキックボード
AIBO用キックボードにまたがり、F1のテーマ曲(自分で再生)と共に颯爽とフロアを駆るAIBO。後ろ足を上手に蹴って進んでいく(後進も可)。これが侮れない速さで、カメラで追うのに四苦八苦しました。乗っているAIBOがものすごく楽しそうに見えるのが最大の魅力。これはイイです。会場に行ったらデモを絶対に見るべし!

キックボード対応機種は、既存の『ERS-200』シリーズおよび『ERS-100』シリーズ。『ERS-300』シリーズ(ラッテやマカロン)は、本体形状がキックボードに合わないのだという。

AIBOへの命令は、『AIBO Navigator』に専用プログラムを追加することでパソコン画面上から遠隔操作する形態や、音声コマンド(ERS-200シリーズ)/サウンドコマンダー(ERS-100シリーズ)による命令形態を試作、今回のAIBO EXPOでデモしている。専用プログラムは、AIBO-wareや、25日にAIBOホームページ上でスタートするAIBO-wareダウンロードサービスで提供することを検討しているという。現在商品化に向けて開発中で、発売日など詳細は未定とのこと。

AIBOキックボードその2
『ERS-100』シリーズは、サウンドコマンダーで前進/後進の命令を送信する
AIBOキックボードその3
商品化の時期やキックボードのカラーなど詳細は未定。「既存のERS-100/200シリーズのオーナーのかたに購入していただきたいですね」(ソニー担当者)。価格(未定)にもよると思いますが、買うときっと楽しめると思います

またソニーは、(株)海洋堂に対しAIBOフィギュアに関するライセンス提供を行なうと発表、これに伴い海洋堂は、AIBO『ERS-110』『ERS-111』のフィギュア『AIBOカプセル』を7月初旬に発売する。価格は300円。

発売されるフィギュアは、『ERS-110』のメタリックシルバーモデル、『ERS-111』のグレイシルバーモデル、『ERS-111』のメタリックブラックモデル、『ERS-110』のトランスルーセントモデルの計4種類で、いずれも6分の1スケールで制作されている。フィギュアはピンクボール型のカプセルに入っており、カプセルごとボックスに入れられて販売されるため、どのフィギュアが入っているか開けるまで分からないようになっている。また、すべてのフィギュアにステーション(充電器)とピンクボールのミニチュアが付属する。

なお、これらのAIBOフィギュアは、AIBO EXPO会場内の“AIBO Licensing Products”コーナーで展示されている。

AIBOフィギュア
海洋堂制作のAIBOフィギュア『AIBOカプセル』

AIBO EXPO 2002は、18日と19日に銀座ソニービル8F“ソミドホール”で開催される。開催時間は11時から20時まで。入場料は無料。

(編集部 桑本美鈴)


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