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映画『バイオハザード』が31日公開――主演のミラ・ジョヴォヴィッチとポール・アンダーソン監督が来日


2002年8月7日

世界中で2000万本以上のセールスを記録した(株)カプコンの人気ゲームシリーズ『バイオハザード』を映画化したアクション映画『バイオハザード』が、8月31日より東京/丸の内ピカデリー2他、全国松竹系にてロードショーとなる。映画の公開に先立ち、主演のミラ・ジョヴォヴィッチと監督のポール・アンダーソンが来日、7日に都内ホテルで記者会見を行なった。

映画バイオハザード
映画『バイオハザード』 主演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、ミシェル・ロドリゲス 監督:ポール・アンダーソン 8月31日より丸の内ピカデリー2他、全国松竹系にてロードショー

映画『バイオハザード』は、ゲームの世界観を継承しながらも、新しいキャラクターによるオリジナルストーリーとなっている。舞台は21世紀初頭、巨大企業アンブレラ・コーポレーションが地中深くに作り上げた超近代的秘密研究所“ハイブ”で開発中のウイルスが、何者かの手によって空気中に漏洩するという事件が発生。メインコンピューターは汚染が地上に拡大するのを防ぐため研究所を封鎖、これにより500名以上の所員の生命が失われた。アンブレラはコンピューターをシャットダウンするため少数精鋭の特殊部隊をハイブに派遣するが、彼らを待っていたのは、ウイルス汚染がもたらした戦慄の光景だった。タイムリミットは3時間、彼らは真相を解明して地上に戻ることができるのか――。

ミラと監督
主演のミラ・ジョヴォヴィッチ(左)と、ポール・アンダーソン監督(右)。記者会見には、2人ともラフなファッションで登場。「日本は暑いわ。Tシャツは必需品よ」(ミラ)

監督/脚本は、自身も『バイオハザード』シリーズの大ファンというポール・アンダーソン氏。アンダーソン監督は、脚本制作にあたり、ゲームの設定を土台に組み立て、ゲームの約束事に沿って作る一方で、誰が生き残り誰が死ぬか、また誰がどちらの味方なのか観客に予測がつかないよう、ゲーム版のキャラクターは登場させないようにしたという。

記者会見でアンダーソン監督は、「ゲーム『バイオハザード』を映画化するにあたり、バイオハザードファンを満足させることと、一方でバイオハザードを知らない映画ファンにもクールなアクション映画として受け入れてもらうこと、この2つを同時に満足させなければならなかった。ゲームの世界観を継承しつつ、一般の映画ファンにもバックグラウンドを理解して楽しめるよう制作した」

「僕は元々バイオハザードシリーズの大大大ファン。だからこの映画を作ったんだ(笑)。当時、家にこもってシリーズ1〜3を一気にプレイしたものだから、すべてクリアするまで5週間かかったよ。クリアしたときは無精ひげがボーボーで、目も真っ赤だった(笑)。昨日『バイオハザード0』(ゲームキューブ用タイトル/11月下旬発売/7800円)を体験させてもらったけど、これも素晴らしかったよ」と語った。

ミラ
ミラ自身もゲーム『バイオハザード』シリーズの大ファン。兄弟を相手に毎日5時間もプレイしていたという

ヒロインである特殊工作員:アリスを演じるのはミラ・ジョヴォヴィッチ。監督と同様、ゲーム版のファンであるミラは、映画への出演を切望し、主役の座を獲得したという。ミラはアリス役について、「過去の数作品は、感情の起伏の激しい役柄ばかりだったけれど、今回のアリスは芯が強く感情をコントロールできる人物。考えて行動する人物として演じた」と語った。

またミラは、ハードなアクションシーンについて、「トレーニングは、まずストレッチから始めて身体に柔軟性を持たせたの。それからキックボクシングと空手を習ったわ。ラウンドハウスキックが得意なの。撮影中は、最初のころはメイクでケガやアザを身体につけていたんだけど、最後のほうでは本当にケガやアザだらけになってしまって、メイクで隠さなければならなかったの(笑)」

「いちばん辛かったのは、水浸しの研究所に入ってずぶ濡れになるシーン。撮影が1日16時間も続いて大変だったの。でもさらに大変だったのは、その後のシーンもずっと濡れたままという設定だから、私は撮影のたびに水浸しにならなくてはならなかったの。とても寒かったわ(笑)」とコメントした。

アンダーソン監督は「ミラは、どんなアクションシーンでも自分でやると言ってきかなかった。今回の映画では、1シーンのみスタントを起用しているが、他のアクションシーンはすべて彼女自身がこなしている。本当に素晴らしいアクションを見せてくれた。唯一スタントを使ったシーンも、彼女はやりたいって言っていたんだか、保険会社が許してくれなかったんだ(笑)」とミラのアクションを絶賛。

さらに、ゲームの映画化について、「映画を制作するにあたって、まず日本に来てゲームのクリエイター(カプコンの三上真司氏)と3日間話し合い、いろいろなアイデアをいただいた。日本のゲームは、欧米のゲームに比べるとビジュアルやキャラクターの存在感などが際立っていて、映画化しやすいと思う」

「女性をアクションものの主役に据えるということでは、ハリウッド映画はゲームに先んじられている。ハリウッドでは、女性がアクション映画の主役だとヒットしないといって断られてしまうことが多いからね。『トゥームレイダー』や今回の『バイオハザード』で、そうではないことが証明できたと思うけど。でもゲームでは何年も前から女性が主役のアクション作品がたくさんあった。今後ハリウッドもこの動きを追いかけていくと思うよ」と語った。

アンダーソン監督は、現在『バイオハザード』の続編となる作品の脚本を執筆中。「『バイオハザード 3』の最後の12時間を描いている。ミラにぴったりの役があるんだ」(監督)。「脚本があがったら、私のエージェントに連絡が入ると思うわ」(ミラ)。

ナンチャンおさる乱入
記者会見の会場に、突如ナンチャンとおさるが乱入!
フォローミー
「フォロー・ミー!」の掛け声とともに、TBSのTV番組『新ウンナンの気分は上々。』の収録へと、ミラを連れて行ってしまいました

(編集部 桑本美鈴)


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