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住宅関連専門展示会“ジャパンホームショー2002”が開催――情報家電やレールのないサッシが登場


2002年11月19日

日本最大規模の住宅関連専門展示会“ジャパンホームショー2002”、および関連展示会“ビル・マンション総合展”、“セキュリティシステム2002”、“ネット家電ショー2002”が19日から22日まで東京ビッグサイトで開催される。展示会場では、住宅建材/部材や住宅設備、キッチンパーツ、リフォーム関連製品、といった住宅関連製品/サービスのほか、ビル管理システム、情報家電なども紹介されている。

NTTコムウェア(株)は、携帯端末で情報家電を制御できる情報端末制御装置『L-Box』を利用して、シャープ(株)のエアコンを操作するデモを行なっている。

L-Boxデモ
NTTコムウェアブースのL-Boxのデモ。奥にあるのがシャープ製のワイヤレス機能付きエアコン

このデモは、シャープが開発中のワイヤレス通信機能搭載エアコンを、携帯電話やPDAを利用してL-Box経由で操作するもの。L-Boxにモバイルカードや無線LANカードを装着することで、携帯電話やPDAと通信が可能となり、携帯電話やPDAからエアコンの電源ON/OFF、温度設定等が行なえる。同社は元々家庭内での利用を考慮してL-Boxを開発したが、情報家電の製品化が予想よりも遅れているため、現段階では企業向けに提供するに留まっているという。

L-Box
NTTコムウェアのL-Box

三洋電機(株)は、小型/軽量のリムーバブルHDD『iVDR』および対応製品を展示している。iVDRは、リムーバブルながら大容量記憶と高速ランダムアクセスを可能とするもので、AV機器やパソコンといった家庭内のさまざまな機器でデータ共有が可能となる。iVDRの標準化と普及を目指す“iVDRハードディスクドライブ・コンソーシアム”には、三洋電機をはじめ25社が参加しており、それぞれ製品開発に取り組んでいるという。三洋電機側は「われわれの製品化は未定だが、他メーカーの中には来年製品化するところもある」としている。

iVDR
三洋電機ブースで展示されている『iVDR』(写真手前)。写真左はiVDR×4基を搭載したホームサーバーで、iVDR内に保存されている複数の動画データにアクセスし、それらを同時に再生している
iVDR
iVDR対応のHDビデオレコーダー

レールのないサッシが登場

立山アルミニウム工業(株)は、展示会場でレールのない完全フラットサッシ『ウォーキング』シリーズの新製品として、『ウォーキング 戸建住宅用』、『網戸収納型ウォーキング』を本日19日に発売すると発表した。

サッシ
床面とフラットなサッシ『ウォーキング』

『ウォーキング』は、床面とフラットなアルミサッシ。従来のサッシは、下枠レールがあり、さらに風雨を防ぐ目的で段差のある水密保持構造のため、バルコニー側の床面と室内側フロアーとの段差が大きかったが、ウォーキングはサッシの下枠レールをなくし、同社独自の等圧ウォーターバランス方式を採用したオリジナル構造により、床面とフラットでかつ水密性能に優れたサッシを実現したもの。同社は当初ビル/マンション用にウォーキングを提供していたが、顧客から戸建住宅用ウォーキングの要望が相次ぎ、今回製品化したという。

構造比較
写真左が従来のサッシ構造、右がウォーキングの構造

『ウォーキング 戸建住宅用』は、枠構造を戸建住宅に対応させたほか、床面がフラットな専用シャッターも用意されている。カラーはホワイト/ブラック/ティーグレーの3種類。価格は2枚建で7万7300円からで、通常のサッシ価格の1.5倍程度という。

『網戸収納型ウォーキング』は、ビル/マンション向けのウォーキングに内付収納型網戸を付けたもの。収納すると網戸が見えなくなるので眺望の妨げにならないという。また同社は、医療福祉施設/教育施設等の出入口向けに傷に強く頑強なステンレス製下枠を採用した『ステンレス下枠仕様ウォーキング』、ケアハウスや鉄骨造の個人宅向けの『鉄骨納まり対応ウォーキング』も同時発売する。

同社代表取締役社長の要明英雄氏は、「ウォーキングはビル/マンション向けに商品化したものだったが、老人ホームなど医療福祉施設で採用され、バリアフリーで使い勝手がいいと評価いただいている。また幼稚園等の教育施設でも段差がないので安全だと利用されるなど、われわれの意図した形より利用範囲が拡大している。今回は、戸建住宅向けの製品の要望に応える形で製品化を行なった。今後も市場の要求に合った製品を出していきたい」としている。

要明社長
立山アルミニウム工業の要明社長

(編集部 桑本美鈴)


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