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NTTグループ、FOMAとパソコンでのテレビ電話を実現するプラットフォームを発表


2003年1月28日

NTT(株)、NTTブロードバンドイニシアティブ(株)、(株)NTTドコモの3社は28日、ブロードバンド環境に接続されたパソコンとFOMA端末の間、およびパソコン同士でのリアルタイム双方向映像通信を可能にする、 映像コミュニケーションプラットフォームを発表した。全国規模の商用サービスは、平成15年度上半期(2003年4月〜9月)開始が目標。商用サービスの前には、NTT-BBのインターネット接続サービス“BROBA”会員(一般/法人)を対象に、1月29日よりモニターを募り、2003年2月から2ヵ月程度実験サービスを行なう(※1)。モニター実験では、事業性やユーザーインターフェースなどを確認する。

※1 試験サービスで利用可能なFOMA端末は『P2101V』『D2101V』のみ

NTTの米川氏
NTT ブロードバンド推進室 担当部長の米川達也氏

今回の試みは、NTTグループが2002年11月に策定した、グループ共通の理念““光”次世代ビジョン:ブロードバンドでレゾナントコミュニケーションの世界へ”を実現するもの。レゾナント(resonant)とは、共振する、響くの意味を持つ英語の動詞。プラットフォーム実用化の目的として、同社は

  1. FOMAとパソコンの接続により、コミュニケーションできる相手先の拡大
  2. FOMAによるだれでも利用可能なコミュニケーションインターフェースの実現
  3. パソコンのオンライン状態を通知するプレゼンス機能や映像・音声品質の向上など、高品質で利便性の高い経済的なコミュニケーション環境の提供

以上の3点を上げている。試験サービスでは、

  1. 営業社員等の顧客対応における遠隔地からの専門家による支援拡大
  2. 外出先から自宅の状況を確認するモニタリング利用
  3. SOHOにおける映像コラボレーション
  4. 自宅や外出先等から授業をうける遠隔ラーニング

等の利用方法について検証するという。

これまでは、IP網とFOMA網の双方向映像通信は、プロトコルやベアラサービスの違いにより困難であった。NTT研究所が開発したインスタントメッセンジャーは、通信制御プロトコルSIP(Session Initiation Protocol)と、H.323の双方に対応することで、パソコン-FOMA感でのビデオ電話を実現した。パソコン同士の通信時はSIPで接続する。パソコンとFOMA端末間の通信時にはH.323で、さらにNTTドコモが開発した変換機能を介して実現する。この変換機能とは、FOMA端末に採用されている3GPPのオーディオビィジュアル通信規格3G-324Mと、IP網上のテレビ電話で用いられているH.323プロトコルの変換、およびびISDN網を経由することによるベアラサービス変換を行なうもの。同プラットフォームの映像通信は、MPEG-4、G.711(電話音声を符号化する規格)に準拠する。

NTT研究所の開発
NTT研究所が開発した機能
変換機能
NTTドコモによるIP網/FOMA網の変換機能


(携帯24編集部)




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