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日本オラクルの社員犬“ハイディ”が退任

2003年02月06日 19時22分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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日本オラクル(株)は6日、同社の社員犬“ハイディ”の退任式を東京国際フォーラムで開催した。

ハイディは、同社CEOオフィス(社長室)所属の犬の社員(社員番号0番)で、1991年1月20日生まれのオールドイングリッシュシープドッグ(メス)。出勤日は週2回で、毎週水曜日は日本オラクル本社オフィスに出勤、金曜日は都内の事業所へ出向し、社員を激励しているという。それ以外の日はペットショップで優雅に過ごしているらしい。

ハイディ1
今年3月で退任することとなった日本オラクルの社員犬“ハイディ”ちゃん。日本オラクルは1985年10月設立なので、1991年4月に入社したハイディちゃんは、実はかなりの古株社員。同社代表取締役社長の新宅正明氏よりも入社が7ヵ月早いらしい。メディアへの登場回数も社員中No.1で、退任式にも多数の報道陣が詰め掛けた。大勢のカメラマンからフラッシュの嵐を浴びるハイディちゃんを見て、新宅社長は「製品発表にもこれくらい来ていただけると……(苦笑)」

日本オラクルは12年前、米国の前ブッシュ大統領が執務室に自分の犬を連れてきているニュース映像からヒントを得て、社員として犬を採用することを決定した。ちなみに採用条件は“吠えない、噛まない、臭わない”。

ハイディは、初代社員犬である“サンディ”(健康上の理由で3ヵ月程で退任)の後を受け、2代目社員犬として1991年4月に日本オラクルに入社し、以後11年間社員の癒し役として活躍。時にはイベントやセミナー等にも顔を出し、日本オラクルのマスコット的存在として親しまれてきた。

長きに渡り活躍してきたハイディだが、今年1月で12歳(人間にすると70~80歳前後)とかなりの高齢となったことから、3月に退任することとなった。退任後は里親(日本オラクル社員の武井直氏)のもとで過ごすという。

ハイディ2
もうおばあちゃんだから、すぐ寝ちゃうの
ハイディ3
ホールを埋め尽くした日本オラクル社員たちが見守る中、退任式で新宅社長から感謝状と目録(ビーフジャーキー1年分)を授与されるハイディちゃん
ハイディ4ハイディちゃんの里親となる日本オラクル社員の武井直氏(左)と新宅社長(右)。「皆さんに遊びに来てもらえるようにしたい」(武井氏)

ハイディの後任には、今年1月に生まれたばかりのオールドイングリッシュシープドッグ(メス)が内定している。この後任犬の名前は、社内公募(応募総数94件)の結果、“親しみやすさ”“いつまでも夢を追い続ける気持ち”“サンディ、ハイディに続いたときの語呂の良さ”などの理由から“ウェンディ”に決定された。ウェンディは正式には3月より出社する予定という。

ウェンディ
ハイディちゃんの後任犬となる“ウェンディ”ちゃんの映像。先月生まれたばかりでまだ子犬なの

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