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【WIRELESS JAPAN 2003 Vol.8】NTTドコモ、次世代カーテレマティクスサービスをデモンストレーション

2003年07月18日 22時58分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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NTTドコモブース
NTTドコモブース

(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ(NTTドコモ)のブースでは、携帯電話やPHSの新製品のほか、次世代カーテレマティクスサービスが参考出展されていた。

専用端末『通信モジュール内蔵テレマティクスユニット』をクルマに設置し、NTTドコモのDoPa網経由で、リアルタイムに走行距離/位置/速度等のデータをクルマから収集するというもの。また、パソコンや携帯電話を使い、ドアロック/ヘッドライト/ハザードなどを遠隔操作することも可能だ。専用端末は(株)データ・テックが製造したもので、システムは翼システム(株)が構築した。NTTドコモの説明員は、「普通のクルマに“後付け”できるのが、このシステムの特徴。展示では2つのユニットで構成されているが、商用化をする場合はそれらを一体化し、ダッシュボードなどに入れて使うことも可能だろう。調査会社や自動車保険会社など、法人に販売できれば」と話す。商用化の時期については、「(翼システムが)2003年度中を目標にしている」という。



専用ユニット 走行距離等のデータを収集
通信モジュール内蔵テレマティクスユニット車輌情報管理画面。エンジン回転数や走行距離などのデータを収集することができる
ヘッドライト点灯を指示 ヘッドライト点灯
遠隔操作のためのボタンがパソコンの画面に表示されるクルマのヘッドライトがパソコンからの操作で点灯


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