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日本オラクル、新教育制度サービスと新ORACLE MASTERエンブレムを公開

2003年07月18日 00時00分更新

文● 遠竹智寿子

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日本オラクル(株)は16日、プライベートイベント“Oracle University FY04 Kickoff & Award”を開催した。恒例のOracle Universityパートナー各社への授賞式に加え、今年はOracle UniversityのSenior Vise PresidentであるJohn Hall(ジョン・ホール)氏の来日が重なったこともあり、オラクルの新教育制度のキックオフも同時に行なわれる運びとなった。

受付役でWendyがお迎え
受付役でWendyがお迎え

第1部のビジネスセッション式のキックオフでは、John Hall氏の挨拶の後、引き続き執行役員 エデュケーションサービス本部長の武井直氏が、昨年度の実績を交えながら今年度(2004年度)の事業目標や新教育制度について説明した。

John Hall氏(右)と執行役員兼エデュケーションサービス本部長の武井直氏
John Hall氏(右)と執行役員兼エデュケーションサービス本部長の武井直氏(左)。Hall氏は9日に日本オラクルの取締役に内定している(8月21日の株主総会にて正式決定される予定)

新教育制度の目玉となる技術者認定制度“ORACLE MASTER(オラクルマスター)”の制度体系変更については6月30日に発表済みだが、その後確定されたサービス詳細についてのアップデート情報などがあった。オラクルのeラーニングサービスも、制度の変更に伴い、名称が“Oracle Learning Network(OLN)から“プレミアム・ライブラリ”に変更される(7日発表)。新サービスは8月8日に提供を開始する予定。また、9月末以降、ペーパー試験はすべて廃止され、パソコン上による試験方式のみになる。

オラクルマスターの新エンブレムデザイン
オラクルマスターの新エンブレムデザイン。左から“Platinum”“GOLD”“SILVER”“SILVER FELLOW”

さらに、定期コース・セミナーの価格が1日当たり6万円となる。いくつかのコースなどでは値上げになることから、同社はオラクル研修コース受講者全員に対して、“オンライン・ライブラリ”の名称で、無償でeラーニングコンテンツを1ヵ月間提供する(サービス開始は8月4日の予定)。当初は英語コンテンツが400タイトル程度、日本語コンテンツが10タイトル程度。現在日本語タイトルを追加していくために準備しているという。ただし、将来は年間3万円程度の有償サービスにしたいと述べた。

ベストインストラクター賞受賞者
ベストインストラクター賞受賞者。中央左から、(株)シーズ・ラボの吉川奈予子氏、NRIラーニングネットワークの西昭彦氏、CSKの伊藤尚子氏

また、教育制度普及のマーケティング活動について、HTMLメールなどによるメールマーケティングに加え、米国で主流となってきたテレマーケティング活動も進めていく方針。政府、官公庁系に対しても強くアピールし、IT人材を育てるための研修制度を提案していきたい旨も語られた。

“Oracle University Partner of the Year”
Oracle University Partner of the Year。右は、CTCテクノロジー(株)のサービスビジネス第2本部本部長木村勝氏。ほかに(株)シーエスケイ、(株)システムテクノロジーアイ、NRIラーニングネットワーク(株)、グローバルナレッジネットワーク(株)、日立ソフトウエアエンジニアリング(株)が“ExcellentPartner賞”を、(株)翔泳社が“SpecialAward”をそれぞれ受賞した

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