“MSM6100”搭載端末で動画を再生 |
“MSM6000シリーズ”のチップを展示 |
クアルコム ジャパン(株)は、ブース正面で同社の最新チップセット“MSM6100”を組み込んだ端末上で動画を再生するデモを行なっていた。従来はベースバンドチップのほかにアプリケーションチップを搭載する必要があったが、“MSM6100”は動画などをワンチップで処理可能とのこと。ハイパフォーマンスなCPU“ARM926EJ-S”とDSP(Digital Singal Processor)“QDSP4000”を組み合わせることによって処理能力を高め、MPEG4、JPEGのデコード/エンコード、ワイドバンドステレオコーデック、Bluetoothベースバンドプロセッサーを内蔵し、MMC(Multimedia Card)やUSBもサポートする。同チップは年末に登場するKDDI(株)の端末に搭載される予定となっているという。ブース内では、Wideband CDMA対応の“MSM6200”やその後継チップ“MSM6250”などのサンプルも展示されていた。