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とよた真帆と松嶋尚美(オセロ)、ブロードバンドのラブストーリーで“プチ美人”に?

2003年10月28日 04時38分更新

文● 編集部 小板謙次

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エッジ(株)代表取締役社長兼最高経営責任者の堀江貴文氏(左)と(株)ブロードバンドタワー代表取締役社長の大和田廣樹氏(右)
エッジ(株)代表取締役社長兼最高経営責任者の堀江貴文氏(左)と(株)ブロードバンドタワー代表取締役社長の大和田廣樹氏(右)

エッジ(株)は27日、(株)ブロードバンドタワーと共同でブロードバンド動画配信ポータルサイト“livedoor ストリームライン”にて配信を開始した連続ブロードバンドシネマシリーズ“ラブスト!”について記者会見を行なった。“ラブスト!”はラブストーリーをテーマにした4人の映画監督による競演作品。すでに24日から配信されている『プチ美人の悲劇』(監督:香月秀之)と『うさぎのもちつき』(監督:市野龍一)のほか、11月中旬配信予定の『電話の恋人』(監督:矢崎充彦)、12月中旬配信予定の『スタジアムで会いましょう』(監督:及川中)の4作品からなる。各作品は1話15分を毎週1回更新で合計12回、3ヵ月にわたり無料で配信していく。



説明パネル
説明パネル

企画・制作を担当したエッジ(株)代表取締役社長兼最高経営責任者の堀江貴文氏は「これまでのブロードバンド(映像)は有料でありながら使い古されたものがほとんどだった。それは視聴者が最初からお金を払って見たいと思うものではなかったと思う」と話した。また、従来のブロードバンドシネマが失敗しているのは、「億単位の制作費をかけている点、ブロードバンド環境が整っていない時期にはじめた点」という2点を挙げた。今回のシリーズは1作品につき2000~3000万円の制作費で、長期配信によるスポンサーフィーで成り立っているとのこと。通常であればこの2~3倍の制作費がかかっているだろうと説明した。

コンテンツ配信を担当する(株)ブロードバンドタワー代表取締役社長の大和田廣樹氏は「ブロードバンドの家庭への普及率は15%となって、今後爆発的に進んでいく」と話し、「市場も2007年に10兆円が見込まれているが、なかなかオリオジナルコンテンツがでてこない」として、今回の作品に期待を示した。

最近、ブロードバンドでショートストリーを配信し、それが最終的にDVD化されるという傾向が見られる。同シリーズも配信が完了した段階でディレクターズカット・メイキング収録の完全版の制作に入り、単館・レイトショー上映を行なった後、ビデオ・DVDとして販売される予定だ。

なお、ユニークなものとしてはクリスマスに映画をプレゼントする“ラブスト!エンジェル”という企画も進行中だ。4作品の映画のエンディングロールに好きな人の名前を入れることができ、本編を見終わった後に「この作品を次の方へ捧げる」として、好きな人の名前がエンディングテロップに登場するというもの。申し込んだ作品の限定版DVDも届けられる。販売価格は1万円となっているが、すでに約200人の申し込みがきているとのこと。



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