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ディズニー、“ディズニー・チャンネル”開局カウントダウンイベントを開催――DA PUMPが新曲を初披露

2003年11月19日 04時24分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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アトラクション会場に展示された貼り絵
アトラクション会場に展示された貼り絵。私立浦安保育園の園児一同による作品

ウォルト・ディズニー・ジャパン(株)は18日、東京・有明の東京ビッグサイトにおいて、ケーブルテレビ局を通じてウォルト・ディズニーの番組を24時間放送する専門チャンネル“ディズニー・チャンネル”の開局を祝うカウントダウンイベントを開催した。会場には一般公募による招待者、プレス関係者、ならびに芸能人らVIP・セレブ関係者などが集まり、社長兼COO(最高執行責任者)のボブ・アイガー氏、米ウォルト・ディズニー・テレビジョン・インターナショナルの社長のデビッド・ハルバート氏、ウォルト・ディズニー・テレビジョン・インターナショナル ジャパンのマネージング ディレクターのポール・キャンドランド氏、およびダンス&コーラスユニットのDA PUMP(ダ パンプ)の4人も出席してイベントを盛り上げた。



ボブ・アイガー氏 デビッド・ハルバート氏 ポール・キャンドランド氏
社長兼COOのボブ・アイガー氏米ウォルト・ディズニー・テレビジョン・インターナショナルの社長のデビッド・ハルバート氏マネージング ディレクターのポール・キャンドランド氏

会場は撮影大会や巨大滑り台、
フリードリンク&フリーフードで大賑わい

東京ビッグサイトの西館2F部分全体を使ったアトラクション会場は、“くまのプーさん”“グーフィー&プルート”“モンスターズインク”および売り出し中の“スタンリー”“キム・ポッシブル”といった新キャラクター、実写ドラマの“リジー&Lizzie(リジー)”など、TVや雑誌、東京ディズニーランド&ディズニーシーなどでお馴染みのキャラクターが勢ぞろいし、写真撮影大会や巨大滑り台、フェイスペインティング、風船馬車レース(風船に乗って飛び跳ねながらゴールを目指す)などの体感イベントが多数用意され、来場者を歓迎した。

グーフィーとプルートに挟まれての記念撮影 チップとデールと記念撮影 モンスターズインクと記念撮影
グーフィーとプルートに挟まれての記念撮影チップとデールと記念撮影。鼻が赤いか黒いかで見分けられるらしいモンスターズインクと記念撮影
プーさんと記念撮影 風船競争の参加型アトラクション フェイスペインティング会場
プーさんと記念撮影。真ん中にもうひとりのプーさんが!風船競争の参加型アトラクション。念のためヘルメット着用で行われたフェイスペインティング会場には、お母さんも積極的に参加していた
氷の彫刻を実演しながら制作中
氷の彫刻を実演しながら制作中。白く浮き出す文字は、まず筋を彫り、そこに砕いた氷を詰めて、固まってから平らにならす、という手間がかかった細工だ

また、今日はミッキー・マウスの75回目の誕生日、今年(2003年)は米国での“ディズニー・チャンネル”開局20周年と東京ディズニーランドの開園20周年というアニバーサリーも重なって、“20”の文字とミッキー・マウスがデザインされた氷の彫刻が実演しながら制作されたり、フライドチキンやポテト、サンドイッチなどのフリーフード&フリードリンクのサービスも提供された。



今日はミッキー・マウスの75回目の誕生日
今日(11月18日)はミッキー・マウスの75回目の誕生日。それを祝って盛大なバースデーケーキも用意された

DA PUMPが“ディズニー・チャンネル ゴールドメンバー”を受賞
ディズニーとのコラボレーション活動を展開

MCの赤坂泰彦さんと中山エミリさん
MCの赤坂泰彦さんと中山エミリさん

放送が開始される当日の午後8時を前に、特設ステージでは赤坂泰彦さんと中山エミリさんのMC(メインキャスター)によるカウントダウンセレモニーが開始された。最初に、世界的に有名なサーカスグループ“シルク・ドゥ・ソレイユ”の名簿にも登録されているというアクロバティックなパフォーマンスを見せる舞踊集団“G-Rockets(ジー・ロケッツ)”が布やボール、ループなどによる華麗な舞を披露した後、シークレットゲストとしてDA PUMPがライブで熱唱した。2曲目の“サークル・オブ・ライフ”はディズニー映画『ライオン・キング』の主題歌“Circle of Life”をカバーしたもので、全編英語の歌詞をメインボーカルのISSA(イッサ)&KEN(ケン)が流暢に奏でた。DA PUMPがこの曲を生で歌うのは今回が初めてとのことで、会場に駆けつけたファンからは盛大な喝采と声援がしばし鳴り止まなかった。



“G-Rockets”による華麗な演技 G-Rocketsインタビュー
“G-Rockets”による華麗な演技メンバーの中にはシルク・ドゥ・ソレイユの名簿登録者や、元新体操の選手、“マッスルミュージアム”の参加者もいて、顔ぶれはさまざま
DA PUMPが“サークル・オブ・ライフ”を熱唱 ディズニー・オン・ステージ
DA PUMPが“サークル・オブ・ライフ”を熱唱。サークル・オブ・ライフには、生命の循環といった意味が込められているDA PUMPの曲の後には、ディズニーキャラクターが総出演してのステージが行なわれ盛り上がった
放送開始のスイッチオン! 観客の間を抜けるパレード
会場で腕時計を見たときには少し8時を回っていたような気もするが、大型の押しボタン式スイッチが登場し、ディズニー関係者とDA PUMPの4人、それにミッキー&ミニーがカウントダウンの後に放送開始のスイッチオン!ミッキーが誕生日を祝ってくれたお礼にと、観客の間を抜けていくパレードを行なった。東京ディズニーランドでは、これを間近で見るためのは至難の業らしいが、ここでは誰もが間近に目撃できた

なお、このコラボレーション展開に加えて、メンバー4人がディズニーファンであることから、ウォルト・ディズニー・ジャパンは“ディズニー・チャンネル ゴールドメンバー”として認定・表彰し、今後もコラボレーション活動を続けていくことを表明した。

トロフィーを手にしたDA PUMPの4人 トロフィーを手にしたDA PUMPの4人、その2
ゴールドメンバーのトロフィーを手にしたDA PUMPの4人。それぞれの名前入りのトロフィーで、「見た目よりも重いんですよ」(ISSA)とのことカメラマンのリクエストにも、気軽にこたえてくれたDA PUMPの4人

イベント後のフォトセッションで、DA PUMPの4人に感想を聞くと次のように答えていた。

「信じられない。自分はディズニーという柄じゃないけど、ライオンキングとコラボレーションできたのがうれしい。小さい頃から見てきたディズニーの活動に携われて感激してます。歌についても自分たちの意見を積極的に取り入れてくれたのがうれしかった」(ISSA)

「ピュアな作品は今までも、これからも多くの人に見られるし残っていく。そういう作品に関われたことが光栄。レコーディングの時には、差し入れがおいしくて感謝している。また、リアクションもよかった。いいものを作ると“本当に良かった”と言ってくれたのが印象に残っている。そう言われると、こちらもテンションがあがって、結果いい作品を作れたのだと思う」(KEN)

「これから始まるディズニー・チャンネルの最初の記念すべきメンバーに選ばれたことに感謝している。レコーディングは、スタッフも自分たちも楽しみながらできた。全編英語の歌詞など、今までにないチャレンジができてよかった」(YUKINARI)

「開局イベントに参加して、さらにゴールド会員?(違うよ、とISSA&KENが突っ込み)のトロフィーももらえて、最高です。原曲の作曲家の方が、自分たちの意見をどんどん取り入れたり、かたことの日本語で話しかけてくれて、楽しくやりやすかった」(SHINOBU)

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