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米ノベル、企業のLinuxユーザーを著作権侵害訴訟から守る免責保証プログラムを発表

2004年01月14日 00時00分更新

文● 編集部

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ノベル(株)は14日、米ノベル(Novell)社が現地時間の13日、同社のSUSE LINUX部門の製品『SUSE LINUX Enterprise Server』のユーザーに対して、Linuxに対する知的所有権関連の訴訟から保護するための免責保証プログラム“Novell Linux Indemnification Program”の提供を開始すると発表した。

これは米ノベルが独SUSE LINUX(SUSEリナックス)社の買収を完了したことを受けて発表したもの。“Novell Linux Indemnification Program”は、第三者からの著作権侵害に関する訴えに対する責任を免除するプログラムで、対象となるのは『SUSE LINUX Enterprise Server 8』を購入し、12日以降にアップグレードプロテクション契約と一定の技術サポート契約を、米ノベルあるいは対象となるチャネルパートナとの間で締結した企業。

米ノベルは、他社と異なり、同社が過去に米SCO社との間で締結したテクノロジーライセンス契約や資産売却契約、『UNIX SVRX』のリリースに関する著作権登録などを基に免責保証プログラムを提供するとしており、まもなく、Novell SUSE LINUX以外のLinuxユーザー企業に対する特別プログラムも発表するとしている。

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