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【ワイヤレスジャパン2004 Vol.11】会場で見つけたコンセプトモデル――魔法使いの杖型、ブーメラン型ほか

2004年07月24日 15時15分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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日本電気(株)(NEC)とパナソニック モバイルコミュニケーションズ(株)のブースでは、それぞれ携帯電話のコンセプトモデルを参考出展していた。いずれも変わった形状で来場者の注目を集めていた。パナソニック モバイルコミュニケーションズのものは、普段は東京・有明のショールーム“パナソニックセンター”で展示しているという。

palette tag P-ISM
“palette(パレット)”。若者向けの機種で、ユーザーがボタンのイラストを交換することが可能という。ディスプレーの上についているのはカメラ“tag”(タグ)。フレキシブルな素材を採用し、ベルト状の本体を腕に巻きつけるなど、自由に曲げられるのが特徴。ディスプレーを2つ搭載しており、TV電話をかけるときに自分と相手の顔をそれぞれに映し出したり(写真左)、マルチメディアコンテンツなどを視聴する場合に本体を曲げてディスプレーを左右に並べ、1つのワイド画面にしたりできるという(写真中央)5本のスティック状の端末が1セットになった“P-ISM”(ピー・イズム)。音声通話が行なえる端末、レンズからバーチャルキーボードの映像を投影する端末、マルチメディアコンテンツを記録するストレージ、小型プロジェクター、カメラ/スキャナーなど、それぞれ異なる機能を持っている
NECのデザインモックアップ。いずれも製品化のスケジュールなどは未定


Winged Image Grabber(1) Winged Image Grabber(2)
“Winged Image Grabber”。他のコンセプトモデルに比べると奇抜なデザインではないが……(次の写真へ)「ブーメランのように飛ばして、小鳥の視点で空撮できます」(説明員)というユニークな機種
Headset Transformer(1) Headset Transformer(2)
“Headset Transformer”。5.1chサラウンド対応に対応したハンズフリータイプの携帯電話アームを折りたたんで二つ折りタイプの携帯電話のように使うことも可能
Multi-function Linkage Set(1) Multi-function Linkage Set(2)
“Multi-function Linkage Set”と呼ばれる製品群。写真手前からヘッドマウントディスプレー、カメラ、携帯電話本体、イヤリングタイプのヘッドフォン、ブレスレットタイプのビューア口べにを連想させるデザインの、Multi-function Linkage Setの製品群の1つ。先端部分のカメラを使って静止画と動画が撮影できるほか、RFIDによるユーザー認証機能を搭載するという
Hyper Aide(1) Hyper Aide(2)
“Hyper Aide”。高齢者向けの端末で、体温や心拍数が測れる“ヘルスケアモード”や、テレビ/ビデオクリップ機能などを搭載するディスプレー部分は左右に回転する
Ubiquitous Agent-Wand(1) Ubiquitous Agent-Wand(2)
“Ubiquitous Agent-Wand”。ウォーキングナビゲーション機能や、家電リモコン機能などを搭載ホログラフ機能によって、球体の部分に通話相手の顔などを表示できる。いわば、本物(!?)の魔法の杖だ
パナソニック モバイルコミュニケーションズのデザインモックアップ。いずれも製品化のスケジュールなどは未定


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