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全日空、“スマートeサービス”など新サービスを発表! 伊東美咲も制服姿で登場!

2004年09月09日 03時36分更新

文● 編集部 小板謙次

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全日本空輸(株)(以下、ANA)は8日、年末からはじまる国内線の新サービスについて都内で記者会見を開催した。このサービスは予約から出発など各種手続き、情報取得を便利にする“スマートeサービス”、従来のスーパーシートに代わって導入される“スーパーシート プレミアム”、ANAグルームの新ユニフォームといったもの。ANAは、12月1日から新たに運用がはじまる羽田空港第2旅客ターミナルに移転が決定しており、これを機に新サービスを導入する(第2旅客ターミナルはANAのほか、エア・ドゥが使用予定)。

代表取締役社長の大橋洋治氏
代表取締役社長の大橋洋治氏

まず、代表取締役社長の大橋洋治氏は「2004年度が経営ビジョン実現へ向けた大きな節目の年になる。その柱となるのが、12月1日の全面移転だ。(今度移転する)第2旅客ターミナルは未来型ターミナル。ここでは簡単・便利をさらに進化させ、予約から出発までプロセスを変革。また、他社に先駆けてチケットレスサービスを旅行代理店まで拡大し、2年後の2006年には完全チケットレス化を目指す」と話した。

続いて常務取締役営業推進本部本部長の中野雅男氏が、羽田空港第2旅客ターミナルと新サービスの概要について説明した。

常務取締役営業推進本部本部長の中野雅男氏
常務取締役営業推進本部本部長の中野雅男氏

羽田空港第2旅客ターミナルの述床面積は18万m2で地下1階、地上5階建て。チェックインロビーは2階に、到着ロビーは1階となる。航空機のスポット数は15スポット(第1旅客ターミナルは24スポット)。カウンターの長さも現在の180メートルから200メートルと若干長くなる。このほか、バリアフリーや海をモチーフにしたデザインが特徴となっている。

広々とした空間を演出チェックインカウンターも若干長くなる
従来は左側扉からの降機が左右両方の扉でできるようになる歩行移動が不安な客のために電動カートが用意される

メインとなる“スマートeサービス”は、“スマートeチェックイン”、“スマートeメールインフォ”、“スマートeピックアップ”、“スマートeデータボックス”といった4つの新サービスの総称だ。“スマートeチェックイン”は旅行会社やインターネットなどチケットレスを含め事前購入したすべての客は、搭乗日当日の午前0時から出発便定刻の20分前まで、パソコンや携帯電話からチェックインできるサービス。携帯電話からでもシート番号を表示して座席指定が可能で、空港ではチェックインの済んだチケットを受け取るだけ。“スマートeメールインフォ”は、自分が搭乗する便の運行情報などが指定のメールアドレス(携帯電話を含む)に配信するサービス。台風による欠航情報なども入手可能だ。

携帯電話へのサービスも充実する。携帯電話からでもシート番号を表示して座席指定も可能に

“スマートeピックアップ”は、ICチップ入り“ANAマイレージクラブカード”や携帯電話、または携帯電話にダウンロードされた2次元バーコードを国内の空港に設置された自動チェックイン機にかざすだけで、チェックイン済みのチケットが発券されるというもの。事前にスマートeチェックインを済ませた客が対象となる。そして、“スマートeデータボックス”は空港に設置された端末によってマイレージの登録や確認、参るから電子マネー(Edy)への交換、Edyの残高照会、クレジットカードからEdyへの入金などが可能。また、割引クーポンの発行や到着地の観光情報の携帯電話へのメール送信などができる。

自動チェックイン機
自動チェックイン機。ICチップ入り“ANAマイレージクラブカード”や携帯電話、2次元バーコードをかざすだけで搭乗券が引き取れる

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