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【WPC EXPO 2004 Vol.10】重さ790gの超軽量モデルも登場! “Let'snote”最新モデルも大々的に展示した松下電器産業ブース

2004年10月23日 16時55分更新

文● 編集部 内田泰仁

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今月5日~9日に開催されたIT関連の先端技術と最新製品の展示会“CEATEC JAPAN 2004”同様に、薄型テレビ“VIERA”(ビエラ)やビデオレコーダー“DIGA”(ディーガ)シリーズを大きく取り上げたブース展開を行なった松下電器産業(株)だが、今回はパソコン系イベントということだけあって、“Let'snote”シリーズや周辺機器、SD関連製品も多数展示された。ブースのテーマは、同社のAV機器およびパソコン関連製品を記録型DVDやSDメモリーカードを媒介としてデータのやり取りをする(ネットワーク化)というもの。この例としては、デジタルカメラ“LUMIX”やSDメモリーカードビデオカムコーダー“D-snap”で撮影したデータを、“VIERA”で見る、“DIGA”でDVD化する、パソコンに取り込む、というシナリオが紹介されていた。

Let'snote4モデルを組み合わせたオブジェ全13色がラインナップされた秋冬商戦向け『Let'snote R3』のカラー天板。会場では実物をチェックできた

パソコン関連製品のコーナーでは、9月29日発表の“Let'snote”4製品を中心に、実際に新製品に触れることができる展示となっていたほか、松下ネットワークマーケティング(株)のオンラインショッピングサイト“パナセンス”で取り扱うウェブ直販モデルの『Let'snote R3』用のカラー天板の展示も行なわれ、新色10色を含む、全13色の“実物”を見ることができた。

外観上の違いはまったくないが、持った瞬間に違いがわかる“軽量モデル”+“軽量バッテリー”の『Let'snote R3』

また、大々的な展示ではなかったものの、“パナセンス”で限定100台のみのモニター販売を行なうLet'snote R3“軽量モデル”もブースに登場。これは、内蔵のHDDを通常より軽量なもの(1.8インチ/40GB)に変更したことで、標準モデルより30g軽い960gにしたモデル。さらに、この“軽量モデル”のモニター販売では、6セル/310gの標準バッテリーに加えて、2セル/140gの“軽量バッテリー”がモニター品として提供される。“軽量バッテリー”を“軽量モデル”に装着したときの本体重量は、標準モデルよりも200g軽い790g。実際に手にとるとその違いが即座に実感できる軽量化ぶりだ。

バッテリー駆動時間は、標準バッテリーで9時間のところ、軽量バッテリーでは3時間となる(いずれもJEITA測定法1.0)。駆動時間はだいぶ短くなってしまうが、「会社の中で打ち合わせに持っていって使う、という程度であれば十分な時間(担当スタッフ)」とも考えられる。“軽量モデル”の重量以外のスペックは、メモリーがオンボード512MBとなっているほかはすべて標準モデルと同様。モニター販売価格は22万3440円から。

内部データ転送レート毎秒20MBの高速SDメモリーカードに対応したPCカードアダプター『BN-SDDAP3』。“Let'snote”シリーズ標準搭載のSDメモリーカードスロットは高速メディアに未対応なため、“Let'snote”各製品で高速SDメモリーカードのフルスペックを利用するにはアダプターが必須とのことネットワークカメラ関連製品としては、ネットワークカメラ側に装備されている人感センサーと連動したブザー機能やSDメモリーカードへの映像録画などに対応した“モニタリングテレビアダプター”が参考出品されていた

このほか、周辺機器コーナーでは、内部データ転送レート毎秒20MBの高速SDメモリーカード“PRO HIGH SPEED SDメモリーカード”シリーズと高速SDメモリーカード対応のPCカードアダプター、19日発表のDVD+R DL対応ポータブルDVDマルチプラスドライブ『LF-P767C』、ネットワークカメラ製品などが展示された。

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