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【GW特別企画】初夏真っ盛り、おうちでも行楽でも楽しく使えるデジタル音楽グッズを編集者がレポート


2005年5月2日

5.1chサウンドに今日も酔う俺

5.1chヘッドホンに恍惚とするワタシ、コネクタを差す場所がなかったので、とりあえず鼻に差してみた

推薦する人:
北村明弘(編集部)

ビールの肴にDVD鑑賞。これが最近のブーム。

しかし仕事柄帰宅するのはいつも深夜で、大音量でDVDなどを楽しむことは絶対にムリ。せめてヘッドフォンが欲しいと思っていた。「せっかくなら5.1chヘッドフォン」と思っていたが、秋葉原のオーディオショップの実売価格は8000円〜3万円と意外に高価だ。安月給の編集者には手が出しにくい。

しかし見つけてしまいましたよ! 激安の5.1chヘッドホンを!



ヘッドホンは木箱に入っている。木箱に入って売られているものは、いままで葉巻と高級ワインぐらいしか見たことがなかった……

そんなワタシがFaith秋葉原本店で見つけたのが、(株)タイムリーの“BASIC 5.1”(型番は『GR-ANH051』)。2980円でしかも高級感あふれる木箱入り。これは掘り出し物に違いないと鼻息を荒くして、レジに並んだことは言うまでもない。

BASIC 5.1を手に持つと、まず本体の軽さに驚かされる。プラスチック製で安っぽいんだろうと突っ込んではいけない。軽いほうが疲れにくくていいのだ。

ケーブル長が185cmと余裕があるのもポイント。接続コネクタはミニステレオプラグが3つ。サウンドカードに接続するだけで準備完了だ。



分解する前に、自分から中身をさらけ出してくれるとはおぬしなかなかの奴。このように4つのスピーカーが入っている

さっそく耳につけようとしたところ、ハウジング部分がポロリと取れてしまい大慌て! やっぱり安物だったんだろうと突っ込んではいけない。たまたま私が買った製品が不良品だったのかもしれないからだ。……正直言って安物らしく、つくりは雑ですが。

その代わりスピーカー部の構造がよくわかり、じっくりと拝見することができた。このヘッドフォンは片方のハウジングに前方/後方/中央/重低音の4つのスピーカーを内蔵し、左右で計8つのスピーカーを搭載。左右のスピーカーのみで擬似的に3Dサラウンドにする製品と異なり、それぞれ独立したスピーカーから音が出るのが特徴である。

ただし、スピーカー同士の間隔がかなり狭いため広い音場を再現するのは正直難しそうだ。しかも、スピーカーに配線されたケーブルが細く非常に貧弱な印象が残る……トホホ。ただし、スピーカーのインピーダンス(交流回路における電流の流れにくさの指標ですな)は、前方と後方スピーカーが32Ω、センターが16Ω。低音スピーカーは24Ω。安もののヘッドフォンで約16Ω、パソコン用スピーカーで約32Ω程度なので、それなりのものが搭載されていると言っていいと思う。



Sound Blaster Live! 5.1。5.1chヘッドホンを接続するときは、必ず対応した設定にしよう

さて、クリエイティブメディア(株)のサウンドカード『Sound Blaster Live! 5.1』に接続して実際に音を聴いたところ、さっぱり5.1chで聴こえないことに気付いた(泣)。「おかしいなぁ」とケーブルを抜き差ししつつ首をひねること2分。コントロールパネルから“サウンドとオーディオのデバイス”を開いたところ、スピーカーの設定が“デスクトップステレオスピーカー”のままでした! 設定を“5.1サラウンドサウンド スピーカー”に変更したところ、無事5.1chになった。

さて、気になる5.1chサウンドっぷりですが“フロントスピーカーから出ている音”なのか“リアスピーカーから出ている音”なのかが特定しにくく、前後の音の動きや広がりをあまり感じなかった。音源の位置を特定するようなことが困難で、3Dゲームなどには向いていない。また、低音スピーカーが正しい接続をしているにもかかわらず機能しなかったため、重低音が聴こえず映画の銃撃戦や爆発シーンの迫力に欠けるのも残念。ハウジングがポロリと外れたりしたせいかもしれない。

とはいえ、わずか3000円程度の出費で深夜に映画を大音量で楽しめるようになったのは、大満足。ホームシアターシステムには及ばないものの、明らかに2chステレオヘッドフォンよりも臨場感があり、酒にも映画にもほどよく酔えるようになりました。

BASIC 5.1
(株)タイムリー、価格:オープンプライス(実売価格 3000円弱)
http://www.timely.ne.jp/



安価な5.1chヘッドホン『BASIC 5.1』
BASIC 5.1を収めている外箱

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